コロナワクチン追加接種 4回では終わらない事が判明
新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が、5月下旬から各地で始まる。4回目が必要と判断されたのは、3回目の追加接種から時間が経つと感染した時に症状が出るのを防ぐ発症予防効果が下がってくるからだ
英国健康安全保障庁(HSA)によると、検査で感染が判明した人のワクチン接種状況などを基に分析したオミクロン株に対する実世界でのワクチンの発症予防効果は、最初の2回の接種がファイザー社製ワクチンだった場合、3回目接種の直後は6割以上に上がった。しかし20週間以上経つと、発症予防効果はほとんどなくなった
一方、4回目接種は60歳以上には全員に努力義務が課されているが、60歳未満の基礎疾患がある人については課されておらず、自治体の接種勧奨のみが課されている
「今後、(すでに接種した)ワクチンの重症化予防効果がどれだけ低下し、新規感染者がどれだけ増えるのかによるものの、秋から冬にかけて、高齢者に限らずあらゆる年代の人に追加接種をする必要性が出てくる可能性がある」
米国や英国でも、政府の諮問機関などが秋以降にさらなる追加接種が必要になる可能性があると言及しいる。
英国健康安全保障庁(HSA)によると、検査で感染が判明した人のワクチン接種状況などを基に分析したオミクロン株に対する実世界でのワクチンの発症予防効果は、最初の2回の接種がファイザー社製ワクチンだった場合、3回目接種の直後は6割以上に上がった。しかし20週間以上経つと、発症予防効果はほとんどなくなった
一方、4回目接種は60歳以上には全員に努力義務が課されているが、60歳未満の基礎疾患がある人については課されておらず、自治体の接種勧奨のみが課されている
「今後、(すでに接種した)ワクチンの重症化予防効果がどれだけ低下し、新規感染者がどれだけ増えるのかによるものの、秋から冬にかけて、高齢者に限らずあらゆる年代の人に追加接種をする必要性が出てくる可能性がある」
米国や英国でも、政府の諮問機関などが秋以降にさらなる追加接種が必要になる可能性があると言及しいる。