325 【小説】「愛の蹉跌」=第31回= 取調室で見せられた収録番組に登場した岡野芙美江は、安羅木(やすらぎ)一郎が愛する岡野芙美江と全くの別人・・・なんだこれは?!茫然自失の安羅木を目に大崎が静かに語り始める。いつもの険しい人相と口調はいずこへ?彼も、いつもの大崎刑事ではなく、別人に豹変していた。安羅木に対して哀れみの情すら垣間みえる。(大崎)「俺は37年この世界にいる。取調べ経験は35年ほどになるかな。聞き込みを含めて会ってきた人数は数千。 匿名さん2012/11/02 20:09
326 いや万に届くかも知れん。だから、なあ安羅木。お前が逮捕されて今日まで取調べで嘘偽りなく事実を話してくれたこと。それは俺は信じられるんだ。理由なんてない。勘だよ勘。それだけ。」(安羅木)『・・・・・・』(大崎)「お前は、岡野芙美江を名乗り、岡野芙美江を演じた女に騙され罠にハメられたんだ。なりすましだな。」(安羅木)『ハメられた?い、や、いやこれは何かの間違いですよ。芙美江はそんな女じゃない。いま富山県にいるはずだ。探してみてください!』 匿名さん2012/11/02 20:09