配属にあたっての決意。
私の配属にあたっての決意は以下の3点です。（1は省略します）
第二に、仕事では客観的な視点を持つ。客観的な視点を持つこととは、物事を主観に頼らずに、数字という客観的なものさしで考える習慣を身に付けるということです。なぜなら、ビジネスの大部分は金額、統計数字で成り立っていると思うからです。
たとえば、『納期に間に合わず、開発費用は予算を超えたが一生懸命頑張ったから』と主観的に考えてはいけないということです。
私は仕事で客観的な視点を持つ第一歩として、まず、予算必達と納期厳守を徹底します。
第三に、何事もポジティブに考えることです。何事もポジティブに考えるとは、つらいことがあっても、明るく、前向きに考えていくということです。これからの長い社会人生活では、仕事の悩み、人間関係のもつれ等、つらいことは必ずあると思います。
しかし、つらいときに、『なぜ、自分だけが』という被害者意識を絶対に持ってはいけないということです。
ビジネスの世界では、被害者意識を持った時点で負けだと思うからです。
自分の意志と個性を大切にして、自分の能力を最大限に発揮していきます。

僕が新入社員の頃、配属直後に一番最初に書いた決意表明の一部です。
課長から、着眼的が良く、目標も具体的で、非常に好感が持てます。このセンスで突き進んでください。期待しています。と、お褒めの言葉をいただきました。
最初に見たときから、僕はセンスがいいなと思ったそうです。
照れますね。

★恐怖のバイアスについて★
お花さんから、被害妄想という極めて人間チックな問題提起があったので、自分が20代前半のときって、何考えてたかな？って思い出していました。
僕が20代前半の頃に考えてたことというのは、まあ、あんな感じです。
社会人になったばかりの頃は、毎日朝から夜までずっと仕事のことばかり考えていました。土曜日も日曜日も毎日仕事のことばかり考えていました。毎週のように休日は図書館に出かけて本を読んだり仕事の勉強をしたりしたことを覚えていますが、最近ではもう図書館に行くことすらなくなってしまいましたね。
時間の流れとともに、人間は刻々と変化していきます。
人の心も、体も、必ずしも良い方向に動いているわけではなくて、ほとんどの場合、悪い方向に動いています。
そうした現実や疑問に目を向けることなく、100%分かることは無いから分からなくていいやで片付けていいのかは僕には分かりません。それ自体が被害妄想だし、自分勝手で、自己中心的なような気がしますよ。押し付けられるのは嫌だけど、だけど、教えて欲しい。
それもなんかわがままだし、ちょっと違うかなという気がしました。
お花さんはどう思いますか？

ここは笑うところじゃないですよ。
もっと真剣に考えなきゃいけないところです。
君たちはいつも笑ってばかりいるから、誰も真剣に考えてくれないんですよ。
何がそんなに笑えるのかが僕には分からないです。
人が真剣に悩んで、真剣に問いを投げかけてきたら、真剣に考えて、真剣に答えてあげなきゃダメです。
あなたが真剣に聞いてるのに、相手は笑っていたり、真剣に答えてくれなかったとしたら、それは相手は答えを持っていないか、あるいは持っていたとしても、あなたが思っているほどには相手はあなたのことを大切には思っていないということです。そんな相手にいくら期待しても、答えはいつまでたっても出てこないです。

僕らはプロだから。
それでも、お金さえ払ってくれたら、いくらでも答えは教えてあげますよ。
僕らはプロだから。金で買われて、金で動く。
好きか嫌いかに関係なくね。
金に見合うだけの仕事はしますよ。
僕らは答えを知ってるので、僕らが言うとおりにやれば、かなりの確率で成功はできるはずです。
その道のことは、その道のプロに聞くのが一番早いです。
素人にいくら期待しても、正解は出て来ません。
人間の心はみんな正解とは逆の方にバイアスが掛かっているので、感情的になればなるほど正解からはどんどん遠く外れていきます。素人は好きか嫌いでしか物事を考えないので、素人考えに頼ると、真実を必ず見失います。
大抵の場合、正解や真実というのは、多くの人にとって、受け入れたくない側にあるからです。

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梅梅

産め

おはよう

こんにちは