000
鶯谷 ドルチェヴィータ-21
+本文表示
引き続き語れ。
051
明日私は旅に出ます
貴方の知らない人と二人で
052
いつか貴方と行くはずだった
春まだ浅い信濃路へ
053
行く先々で思い出すのは
貴方の事だとわかっています
054
その寂しさがきっとわたしを
変えてくれると思いたいのです
055
さよならはいつまでたっても
とても言えそうにありません
わたしにとって貴方は今も
まぶしいひとつの青春なんです
056
8時丁度のあずさ2号で
わたしはわたしは貴方から
旅立ちます
057
都会の隅で貴方を待って
わたしは季節に取り残された
058
そんな気持ちの中の焦りが
わたしを旅に誘うのでしょうか
059
さよならはいつまでたっても
とても言えそうにありません
こんな形で終わる事しか
出来ないわたしを許してください
060
8時丁度のあずさ2号で
わたしはわたしは貴方から旅立ちます
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。