023 社台グループにとっては1頭でも多く、スーパー未勝利でクラブ馬が勝ち上がることが最優先事項。 個人馬主の所有馬であれば、地方競馬へ一旦移籍、3勝して中央へと戻すことも容易に行えますが、クラブ馬主の場合はどうしても会員が月々の維持費を負担しているので、不確定要素の大きな地方への移籍はそう簡単に行えるものではないのが現状です。 ちなみに、クラブ馬が地方に移籍して中央に復帰、その後活躍した馬には、09年のオーシャンSを勝って高松宮記念でも3着に入ったアーバニティ、12年の中山金杯→中山記念と連勝したフェデラリストらがいますが、これは非常にレアなケース。両馬とも中央では1〜2戦しかしておらず、しかもG1馬の下という良血馬でした。そのくらいの背景が無いと厳しいのです。 大馬王2017/09/09 00:32v3QaxE0Rjo
024 つまり、スーパー未勝利に出てきたクラブ馬は、どれも目一杯の仕上げをして出てきているということ。その中でも土曜は夏競馬に目もくれず、ここ一本に絞ってきた阪神4RM番シャプレドサクレ(馬主は吉田勝己オーナー名義ですが社台の1口会員馬)を狙います。 8月10日〜9月5日まで14本の調教を消化し、目イチ勝負なのは一目瞭然。 中内田調教師は全国リーディング第5位。複勝率は全国トップ(障害2戦を含む)と絶好調。 相手も1口会員馬で勝負 E番ウインパソドブレ(マイネル軍団) G番プリンセスヨーク(ライオンレースホース「以前はマイネル軍団と業務提携」) H番オーサム(グリーンファーム「社台系」) 穴は >>004 で取り上げた C番フルスプレンダー(ノルマンディーサラブレッドレーシング「岡田牧雄オーナーはマイネル軍団岡田総帥の実弟」) 複勝は4.4〜9.7倍あるので妙味 M番シャプレドサクレの単勝は現在6倍の2番人気ですが、3連系のオッズは意外と人気割れしてるので、DJNなど多少手広く買っても十分利益あり。 まぁ当たらなければ、ただの能書きですが(笑) 大馬王2017/09/09 00:34v3QaxE0Rjo
025 阪神5R Eジャンダルム 池江寿/武豊 馬券的にはサバイバル戦のスーパー未勝利勝負ですが、来年のことを考えたら新馬戦にも注目しなくてはなりません。 特に9月の阪神芝デビューV馬は、後の重賞ウィナーになる大物輩出率が非常に高いんです。 去年もアドマイヤミヤビ、リスグラシュー、ミスエルテ、アメリカズカップ、ジューヌエコールが9月の阪神新馬Vから後の重賞路線を賑わしました。一昨年はエアスピネルやスマートオーディン。 今年も阪神の新馬(特にマイル以上)には上位厩舎期待の素質馬が何頭もスタンバイしてるので絶対に目が離せません。 阪神5Rも伝説の新馬戦?になりそうな予感がします。中でも注目したいのはビリーヴの子供E番ジャンダルム。 この兄姉(ファリダットやフィドゥーシア)や母ビリーヴの印象から松元茂厩舎のイメージが強いのですが、この馬は初めて池江厩舎に入れてきました。オーナーサイドの期待の高さが伝わってきます。 大馬王2017/09/09 00:37v3QaxE0Rjo
026 池江厩舎と言えば、今年の2歳勢すでに5頭がデビューしてますが、成績はB@BB@着と安定感抜群。しかもこの厩舎の本当の期待馬(いわゆる1軍)は阪神でデビューさせることが多いから、既にデビューした馬よりポテンシャルは上だと思います。 武豊も「今年乗った2歳馬でナンバーワン。稽古での動きは素晴らしかった」と絶賛してますし、どれだけの走りを見せてくれるか楽しみです。 ちなみに池江厩舎、日曜には5Rで超良血アゼリの子、6Rでオルフェーヴルの全妹もデビューします。このラインナップ考えても、この開幕週で3つ狙ってるのは明らかじゃないでしょうか。 相手はF番スターリーステージとG番ロードラナキラが強敵。 馬連E=Fは2倍なので旨味はないし、3連単も馬券的妙味はありませんが(1番人気FEH10倍)、堅いレースと判断してサンライズの2頭HIを絡ませ3連単で狙います。 大馬王2017/09/09 00:395v3QaxE0Rjo
027 中山11R まだ軸馬は決めてないが、狙って面白そうなのがF番ポールヴァンドル。 一息入り、初の函館コースだった前走だが、2番手につけてスムーズに流れに乗り、直線で押し切り勝利。ダートでも勝っているパワータイプで力の要る函館の洋芝の適性も高かった様です。その後は放牧を挟んでの調整で、トライアルのここを目標にして来た。今週の最終追い切りでは新コンビとなる三浦が騎乗して、併せ馬で軽快な動き。「前走の回復が早く、思い通りの仕上げができました。大きな割には器用さがあり、中山コースもこなしているので、相手強化でも楽しみ」と陣営。一時は関東オークスを目指していたり、どの路線を目指すか試行錯誤していたが、デビュー戦で後のダービー馬のレイデオロ2着と潜在能力は高く、最後のクラシック一冠を狙ってきた。 大馬王2017/09/09 02:431Yo7hmTF7VU
028 取捨が難しいのはN番ルヴォワール。 「ここは通過点。勝ってフローラSに行く」と陣営が確勝を期して臨んだ前走のミモザ賞。終始余裕の手応えで、直線だけの競馬で楽に差し切り。鞭を使わずのパフォーマンスに、関係者も期待を深めた。しかし、その後にフレグモーネを発症。ローテは白紙になり、放牧に出して休養。放牧先でもスクミがあったりして、順調さを欠いてしまった。8月後半から急ピッチに乗り込んだが、今週の最終追い切りでは3頭併せで遅れをとってしまった。「稽古で抜群に動く馬。正直、今週の動きは物足りません。もう一週後なら…という気持ちはあります。同世代の牝馬同士なら力が上だと思いますが、本調子とは言えません」と陣営は控えめ。ただ、併せた相手は来週セントライト記念を予定しているラジオNIKKEI賞の勝ち馬セダブリランテスと再来週のオールカマーを予定している絶好調のモンドインテロ。牡馬のオープン馬2頭に挟まれて、苦しくなってしまったのも仕方なし。完調手前とはいえ潜在能力だけで押し切る可能性はある。 寝室でスマホからの書き込みなのでPCとトリップキーは異なります。 大馬王2017/09/09 02:561Yo7hmTF7VU