214 「貴女が良いと思ってしたことが、我々に返ってきた。貴女が全く知らないわけないだろ!」 私は、外を見て、下を向いた。 「本当は、自分がしたと言うのだ!」 私は、黙っていた。 「それからは我々に復讐が始まった。」 匿名さん2021/12/03 04:14
215 「貴女がしたことで、奴は人生、捨てたものじゃないと自信を持ってしまったじゃないか。」 私「良い方に変わるならば、それは良いことです。私は、何も知りません。」 匿名さん2021/12/03 04:17
216 「あいつは、平野から聞いて、貴女の人となりを知った。我々が犯した罪を、貴女は知り、黙っていられなかった。今までの行いを見ていると繋がった。出身地、性格、専門家を超える知識があるということを…。だから、手を出すなか…。気がつけば良かった。平野にあいつがごめんと謝っていたこと。完全に我々の敗北だ。」 4人は、下を向いてしまった。 私「人生に勝ち負けはないです。辛いことも、いつか必ず光が見えるから。大丈夫です。伝わると良いですね。」 匿名さん2021/12/03 04:30
217 2人の先生は、泣いていた。 私「そんなこと、気にしないように。うん、私よりも皆さん方が、立派です。負け犬、負け組の私は、頑張って生きなくては。皆さんにお会いできて、ありがとうございます。いつも笑顔ではいられないけれど、患者さまの前では辛い気持ちをお隠しになってください。」 匿名さん2021/12/03 04:33
218 名誉教授は、ニコニコ笑っていた。 私「先生、私が勝手なことを申し上げて、先生を傷つけていないか心配です。私には、気を遣わないでください。」 名誉教授「みんなが、君を誉める気持ちがよくわかる。ありがとう。」 私は、泣いてしまった。 私「私なんかには、違います。私、性格が悪いから、皆さんに少しでもこんなバカがいるから、大丈夫だと思って欲しいから。貴女の言っていることは綺麗事だと言われ、私は深く傷ついた。でもそれしか言えないし、それ以上、それ以下でもないから。先生、お会いできて、こちらこそありがとうございます。先生のお心が少しでも休まりますように。」 匿名さん2021/12/03 04:44