ソニー生命の有能社員が逮捕される
石井被告は、エスエー社に出向し、金融資産の現金化など整理作業を行っていました。犯行当時はテレワーク中で、自宅からエスエー社の銀行口座にアクセスし「上司が承認した」などと偽装して、カリフォルニア州にある銀行の自分の口座に送金すると、すぐに暗号資産ビットコイン3880枚に変換しました。警視庁から捜査協力を要請されたアメリカのFBIは石井被告のビットコインを保管する「暗号資産ウォレット」を割り出し、カリフォルニア州の法律に基づいて、押収しました。
犯行当時の5月、170億円だったビットコインの価値は、およそ半年で30億円ほど値上がりし押収時には、およそ207億円になっていました。このうち当初の被害金・170億円はソニー生命に返還されることになります。ただ、値上がりした差額の30億円あまりについては今後の行先が明らかになっていません。
犯行当時の5月、170億円だったビットコインの価値は、およそ半年で30億円ほど値上がりし押収時には、およそ207億円になっていました。このうち当初の被害金・170億円はソニー生命に返還されることになります。ただ、値上がりした差額の30億円あまりについては今後の行先が明らかになっていません。