中国のスーパー「倒産」の噂で客が殺到 一部が略奪行為も
事件が起きたのは同市にあるスーパー・嘉家楽。資金繰りに悩む同店は数か月にわたりメーカーへの支払いを滞らせていたという。9日、同店はついに営業を停止、翌10日には多くの債権者が同店に集まった。とりあえず自社の製品を回収しようとスーパーから次々と商品を運び出していく。予想外の展開となったのはこの後だった。
業者が入り乱れ自社製品を回収している姿を見た市民たちは、何を勘違いしたのか自分たちもスーパーに突入。回収作業は略奪へと変化した。群集心理とは恐ろしいもので、我先に品物を奪う市民で店内はごった返した。中には品物を争ってけんかも発生した。結局1時間もたたないうちにスーパーはすっからかんとなった。被害額は100万元(約1400万円)を超えたという。現在、同市警察が捜査を進めているが、破たんしたスーパーのオーナーにとっては、とんでもない追い打ちになってしまった。(翻訳・編集/KT)
業者が入り乱れ自社製品を回収している姿を見た市民たちは、何を勘違いしたのか自分たちもスーパーに突入。回収作業は略奪へと変化した。群集心理とは恐ろしいもので、我先に品物を奪う市民で店内はごった返した。中には品物を争ってけんかも発生した。結局1時間もたたないうちにスーパーはすっからかんとなった。被害額は100万元(約1400万円)を超えたという。現在、同市警察が捜査を進めているが、破たんしたスーパーのオーナーにとっては、とんでもない追い打ちになってしまった。(翻訳・編集/KT)