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白鳩の部屋(白・ω・鳩)-9
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「あのときの話の続きだ。以前若いころに、北極まで行ってイヌイットと暮らしていたことがあるんだ。そのとき、アイスプラネットを見に行こう、と友達になったイヌイットに言われてカヌーで北極海に出た。アイスプラネット。わかるだろう。氷の惑星だ。それが北極海に本当に浮かんでいたんだ。きれいだったよ。厳しい自然に生きている人だけが目にできる、もう一つの宇宙なんだな、と思ったよ。地上十階建てのビルぐらいの高さなんだ。そして、海の中の氷は、もっともっとでっかい。悠君にもいつか見てほしい。若いうちに勉強をたくさんして、いっぱい本を読んで、いっぱいの『不思議アタマ』になって世界に出かけていくとおもしろいぞ。世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。誰もが一生懸命生きている。それこそありえないほどだ。それを自分の目で確かめてほしいんだ。」
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手紙には、ぐうちゃんの力強い文字がぎっしりつまっていた。
そして、封筒からは写真が二枚出てきた。一枚は人間の倍ぐらいあるでっかいナマズの写真。もう一枚は、北極の海に浮かぶ、見た者を幸せにするという氷の惑星の写真だった。
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えびフライ、とつぶやいてみた。
足元で河鹿が鳴いている。腰を下ろしている石の陰にでもいるのだろうが、張りのあるいい声が川に漬けたゴム長のふくらはぎを伝って、膝の裏をくすぐってくる。つぶやくにしても声にはならぬように気をつけないと、人声には敏感な河鹿を驚かせることになる。
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はぁーはっはっはっは(白・ω・鳩)
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おっーほほほ
ハ ,,..,, ハ
/;:・ω・:;ヽ
(;:( ぽ ):;)
`'ー------‐'´
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サァー野郎ども帆を上げろ(白・ω・鳩)
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酒や酒 酒持ってこーい
ハ ,,..,, ハ
/;:・ω・:;ヽ
(;:( ぽ ):;)
`'ー------‐'´昼から酔拳
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おちんちんビローン(白・ω・鳩)
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うほ
ハ ,,..,, ハ
/;:・ω・:;ヽ
(;:( ぽ ):;)
`'ー------‐'´
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行ったのか?(ス・ω・ポ)
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