783 思い切り腕を振り抜いた5球目は、狙ったアウトコース低めにいった。「決まった」。そう思った瞬間、快音とともに打球が二遊間を抜けた。2人の走者が相次いで本塁を駆け抜け、試合は終わった。整列したとき、進藤選手に「俺たちの分も絶体に甲子園に行ってくれ」と伝えると「わかった。任せろ」と返ってきた。こらえきれず涙があふれた。 ・水戸市民・2014/07/21 08:451