巨人・高橋由伸新監督（４０）に芸能界からエールが送られた。大の巨人ファンで由伸監督と同じ１９７５年４月３日生まれのお笑いコンビ「トータルテンボス」の大村朋宏（４０）は「同期の誇り」とウットリしながら応援を誓った。
　由伸新監督と生年月日が同じ大村は、「もう勝手に分身だと思ってますよ。いっしょに巨人を背負っていきましょう！」と“盟友”に何だかよく分からない珍エールを送った。さらに「自分だったらこんな重圧、絶対ムリ。同期の誇りです」と絶賛。「つらいときには僕たちのイタズラＶＴＲ送って勇気づけますから。ホント、頑張ってください！」と言葉に熱を込めた。

　由伸とは２年前、テレビ番組の取材で一度だけ会ったことがある。「グラウンドで同じ誕生日ですって言いに行ったら、気さくに『マジですか〜』って話してくれて。何ていい人なんだと思った」と振り返る。熱狂的巨人ファンの大村にとっては、現役時代も見つめてきた選手。「特に２年目、ホームラン３４本打った年は印象に残ってます。当時ボクは麻雀ばっか打っててくすぶってたときなので、余計に刺激を受けました」と明かす。「生年月日が同じことは周囲も知っていたので『由伸がスゴイのにお前はダメだなあ〜』とか言われて。クソって思ったことが自分の原点」。由伸を見ながら漫才の腕を磨いてきた。
　来季から始まる由伸政権。キーマンには左腕・内海を挙げた。「実はちょくちょくメールとかする仲なんですよ。不振時に元気づけるビデオレターとか送ったこともある」と大村。「芯になる選手が必要。とにかく俺たちの巨人を助けてくれ！」と終盤戦に復調の兆しを見せた元エースの復活を願っていた。

　歌手で作曲家の平尾昌晃氏（年齢非公表）が主催する「たかの友梨ＣＵＰ　第３８回平尾昌晃チャリティゴルフ」（報知新聞社後援）が２６日、新千葉ＣＣで行われ、プロゴルファーやタレント計１２８人が参加した。
　今年１月に肺炎のため入院した平尾氏は「今年は（開催）できるだろうかと思っていたけど、みなさんの『継続は力』という後押しで続けることができた」としみじみ。進行役だけでなく歌も披露し精力的に動き回った。
　大の巨人ファンの平尾氏は、この日就任会見を行った高橋由伸新監督（４０）に「この数年、（代打として）ベンチで試合を見たことで１点の重みを知ったと思う。人柄もいいし、巨人は変わる」とエール。元巨人で本紙評論家の桑田真澄氏（４７）も「由伸らしさを出してもらえれば。どんなチームになるか楽しみ」と語った。

　巨人・高橋由伸新監督（４０）に芸能界からエールが送られた。同じ慶大卒のドラフト１位スラッガーとして、９０年代に活躍した大森剛氏（４８＝現育成部ディレクター）を父に持つＡＫＢ４８・大森美優（１７）が２６日、「新しい風を吹き込んで革命を起こして下さい！」と手腕に期待した。
　父の影響で物心ついた頃から巨人ファン。２歳のときに引退した父のユニホーム姿は記憶にないが、由伸に対しては「走・攻・守の三拍子そろった名選手。さわやかな笑顔もステキですよね」。現役生活にスパッと区切りを付けての監督就任にも「男らしい決断ですね」と好印象だ。
　４０歳の若さあふれる指揮官には「伝統あるチームに新しい風を吹き込んで、革命を起こしてほしい。みんなが衝撃を受けるような圧倒的に勝つ野球を見せてほしい」と常識にとらわれない自由なチーム作りとＶ奪回に期待を寄せた。

　学業とアイドル活動を両立させる多忙な日々を送りつつ、シーズン中は常に巨人戦の勝敗をチェックしている。父がスカウト時代に才能を見いだした縁もあり、坂本勇人内野手（２６）がお気に入り。「由伸ジャイアンツは坂本選手が中心になって、新たなチームを作ってほしい」と力を込めた。
　ＡＫＢ４８新世代のエース候補は「私も負けないように活躍の場を広げていきたい」と意欲的。「野球中継のリポーターとして東京ドームで由伸監督に直撃してみたい。そして、いつか始球式をやるのが夢です」と大きな瞳を輝かせている。
　大森はこの日、ＡＫＢ４８が出演した東京・多摩市のサンリオピューロランドで、ハローキティたちと新曲「ハロウィン・ナイト」を披露した。

　ジャイアンツよ、若返れ―。高橋監督へ、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督（７９）がエールを送った。

　由伸監督と聞いて、最初は少し驚きました。今季も現役選手として結果を残し、来年も活躍できるように思えたからです。本人にもそんな気持ちがあったかもしれませんが、己を捨てチームのために立派な決断を下してくれました。若い目線、新しい視線でチームを捉え直してほしいですね。
　監督経験はありません。もちろん、経験はないよりあった方がいいはずです。一方で経験に縛られない自由な発想が、今の由伸新監督にはあります。それは大きな武器にもなります。過去にとらわれない思い切った手を練習でも試合でも打つことができるはずです。
　１９７５年に自分が監督になった時と取り巻く状況が似ているかもしれません。年齢は自分が３９歳で、由伸監督は４０歳です。自分も当時は選手とともに走り、打撃投手を務め、バットも振りました。由伸監督にも選手とともにいい汗を流しながらジャイアンツのスピリットを伝えてほしいですね。

　現役を引退して即監督という流れも同じです。選手同士から選手と監督という新しい関係になります。求められるのは、監督としての意思、意図をはっきり示すことです。いいことはいい、悪いことは悪いと言葉にしていくことでチームが一つの方向へ進めるのではないでしょうか。
　チームにベテランが増えてきているのも似ています。自分の場合は持てる時間とエネルギーの全てを注いで若手を鍛え上げました。７９年の秋には静岡県・伊東で文字通り早朝から日暮れまで練習漬けにしたこともあります。そして時に批判にさらされながら若手を試合で使い続けました。由伸監督なら、若さと覚悟で次代の主力選手を育ててくれるはずです。
　由伸監督にやってほしいことは３つです。原前監督から受け継いだチームに由伸さんらしさを加えてさらに強くすること、そして勝つこと、最後にファンにもっと愛されるチームを作ることです。この３つを同時に達成するのは口で言うほど簡単ではありません。自分もできたと胸を張れるほどの実績はありません。それでも在任中、ずっと頭の中を占めていました。由伸監督ならできるはずです。ＯＢの一人として自分も全力で応援します。

キモスギ

引退試合とかセレモニーとかしてあげないんだね。。それくらいしてあげるべきいい選手だったのに・・