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読売巨人軍
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野巨が心底嫌いな人は野巨のスレには行かないでこちらで語ってください
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新たに高木京介投手が野球賭博に関与していることが発覚した巨人の選手らは9日、福岡市のヤフオクドームでソフトバンクとのオープン戦に臨み、一様に厳しい表情をのぞかせた。
試合前の練習後、高橋由伸監督はベンチから引き揚げて食堂に入る間際に怒りを押し殺すかのような表情で「何もないよ」とだけ背中越しにつぶやいた。
主将を務める坂本は「(特に)ないです」と言葉少な。村田は「誰もしゃべらない」と話し、選手会長の長野は練習後の報道陣からの質問には答えず、ロッカールームに消えた。
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1軍に同行する選手やコーチ、関係者には8日夜に、巨人の堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)から福岡市内のチーム宿舎で事情が説明された。
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野球賭博への関与が明らかになり、8日付で謹慎処分となった巨人・高木京介投手(26)が9日、東京・大手町の球団事務所で記者会見を開き、涙ながらに謝罪した。自らの口で賭博に手を染めた経緯や、昨年10月に福田、笠原、松本竜の3投手による野球賭博問題が発覚した際に真実を話せなかった理由を説明。約15分間の会見では、安易に始めた野球賭博の闇の深さ、恐ろしさが浮き彫りになった。
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自ら球団に申し出て、謝罪会見の場を設けた。高木京は一人で立ったまま口を開き、わびた。「野球賭博に関与してしまい、巨人軍の関係者の皆さん、選手の皆さん、そして小学校から野球をやってきて、携わっていただいた方を裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」。約5秒間、深々と頭を下げた。
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一連の野球賭博問題で選手が記者会見するのは初めて。語られたのは、野球賭博の生々しい実態だった。昨年10月の問題発覚後には、高木京が笠原元投手を通して賭けを行っていた飲食店経営のB氏が突如、自宅にやってきた。車中で「君は大丈夫」と言われた。「福田さんが発覚したことで、びくびくしていたのですが、そこでいい人だと思い込んでしまった」。B氏を信用し、球団の調査にも無関係を装ったことを明かした。
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B氏からは「NPBの偉い人にも警察の偉い人にも通じている」と知人を紹介され、「何か君が持っている(スキャンダル)情報はないか」と求められたこともあった。高木京は「何もありません」と答えた。
普段はストイックに野球に取り組む実直な男。胸中は不安でいっぱいだった。
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そんな中、B氏とその友人と新宿の飲食店で会い、「笠原に名義を貸しただけ」という口裏合わせを約束した。だが、2月のキャンプ中、有害行為防止の講習を受けてB氏との関係を断つと決断。連絡しないよう求めたが、何度も電話が来た。「今はすごく怖いというか、恐ろしい人だと思います」と率直に恐怖心を口にした。
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2月29日、週刊文春の記者が球団に問い合わせて、問題が発覚した。高木京は球団から再度調査を受け、B氏との約束通り否認したが、7日の夜に真実を話すことを決意した。「精神的にも参っていて、これ以上ウソを突き通すのは限界があると思った。奥さんと両親に…」。会見冒頭からこらえていた涙があふれた。絶句しながら前を向き「相談しました。そしたら、もう真実を言うことを決心しました」と言葉をつないだ。
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高木京は14年4〜5月に計3、4回、8〜9試合で賭けを行い、50万〜60万円負けた。決して許される行為ではないが、会見では野球賭博の深い闇も明らかになった。8日夜に球団が高木京の野球賭博関与を公表した後、B氏と笠原元投手から、高木京と家族の携帯電話に複数回、着信があった。怖くて一度も電話に出なかったが、弱みにつけ込む手法が浮き彫りとなった。
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15分間の会見の最後、高木京は改めて深々と頭を下げた。「野球賭博をやってしまい本当に申し訳ありませんでした」。顔を崩して、号泣した。どれだけ反省しても後悔しても、時間は戻らない。それでも5か月間、心にあったモヤモヤが、少しだけ晴れたようにも映った。
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