829 旦「おめぇら、口が悪いからな。変なこと言うんじゃねぇぞ」 俺は思った。この人にだけは言われる筋合いがないと。 少し待つと、家から一人の女の人が出てきた。 年は20代くらいの普通の人なんだけど、額の真ん中にでっかいホクロがあったのがすごく印象的だった。 その女の人に案内されて通されたのは家の一角にある座敷だった。 そこには一人の坊さん(僧って言うのか?)と、一人のおっさん、一人のじいさんが座っていた。 俺達が部屋に入るなり、おっさんが「禍々しい」と呟いたのが聞こえた。 旦「座れ」 旦那さんの掛け声で俺達は、坊さんたちが並んで座っている丁度向かい側に3人並んで座った。そして旦那さんがその隣に座った。 するとじいさんは口を開いた。 匿名さん2018/06/13 23:593