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☆トップダンディー本店☆-610
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なんでもできるよ〜
他に何あるかな?
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ところが、実は37万年前から10万年前の間のどこかの時点で、ネアンデルタール人と現生人類がすでに交雑を起こしていた
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>>649
そんな研究結果が、このほど発表された。
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はるか以前に起きていた交雑が原因で、37万年前から10万年前の間のどこかの時点で、本来のネアンデルタール人のY染色体がホモ・サピエンスのそれに完全に置き換わっていた──。そんな研究結果が、このほど発表された
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多くの現代人のDNAにネアンデルタール人の痕跡が残されていることは、すでによく知られている。
654
この遺伝子のやりとりは、実は一方向ではなかった。約45,000年前に現生人類がユーラシア大陸でネアンデルタール人の集団と出会ったとき、ネアンデルタール人たちは、すでにホモ・サピエンスの遺伝子をある程度は保有していたのである。
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進化遺伝学者のマーティン・ペトルとジャネット・ケルソらのチームは、2個体のデニソワ人(64万年前にネアンデルタール人から分岐したと考えられている化石人類と、フランスとロシア、スペインで発掘された3個体のネアンデルタール人(3個体とも38,000〜53,000年前に生きていた)のY染色体DNAの配列決定を、新たな方法を用いて実施した。
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この結果、ユーラシアで最も古いネアンデルタール人のゲノムのY染色体の配列は、デニソワ人のものによく似ていた。一方で、より新しい時代のネアンデルタール人のY染色体は、わたしたちヒトのものにそっくりだったのである。
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遺跡からは、ネアンデルタール人とデニソワ人の間に生まれた娘が見つかっている(2012年にロシアで発見された約90,000年前の10代の少女の化石が、母がネアンデルタール人、父がデニソワ人であったと分析されている)。わたしたちヒトのDNAには、ネアンデルタール人とデニソワ人との交雑の記録が刻み込まれている。そして、ネアンデルタール人のゲノムには、はるか昔に初期ホモ・サピエンスと遭遇した際の遺伝的遺産が残されたのだ。
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既存の知見のほとんどは常染色体のDNAに基づくもので、性染色体に関するデータは少ない。遺伝学者たちはDNAの差異を基準に、ふたつの集団、例えばホモ・サピエンスとネアンデルタール人の共通祖先が最後に存在したのがいつなのかを推定することはできる。DNAのなかの小さな違いを数え、それをヒトのDNAに変異が蓄積されるスピードと照らし合わせれば、2集団が分岐した時期をおおまかに計算できるのだ(こんな推定ができるなんて本当にすごいことである)。
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