ワクチン接種後の皮膚障害 様々な異常報告が
◇近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師が解説
コロナワクチンによる皮膚障害で最も有名になったのがモデルナアーム。モデルナ製のワクチンで約70%で発症するためにモデルナアームと呼ばれるようになった。しかし、他社のワクチンでも注射部位に局所反応は起きる。
1回目のワクチン接種後、平均7日で症状出現のピークがあり、2回目接種後では1、2日目に局所反応が出現。★脇の下のリンパ節が腫れるケースもあり治療期間が長引いた患者さんもいた。
★じんま疹もコロナワクチンで誘導される皮膚障害として報告されている。35.6%が難治性のじんま疹であったとする報告もあり、私たちの病院でも治療に苦労した患者さんを経験した。コロナワクチンによる★ヘルペスウイルスの再活性化も報告されている。ワクチン接種後の13.8%の人が単純ヘルペスか★帯状疱疹を副反応として経験しており、とくに帯状疱疹が10.1%と高値だったようだ。その他のコロナワクチンによる皮膚障害として、★麻疹(はしか)のような発疹、★水ぼうそうのような発疹、皮膚の細かな★内出血なども報告されている。
AERA
コロナワクチンによる皮膚障害で最も有名になったのがモデルナアーム。モデルナ製のワクチンで約70%で発症するためにモデルナアームと呼ばれるようになった。しかし、他社のワクチンでも注射部位に局所反応は起きる。
1回目のワクチン接種後、平均7日で症状出現のピークがあり、2回目接種後では1、2日目に局所反応が出現。★脇の下のリンパ節が腫れるケースもあり治療期間が長引いた患者さんもいた。
★じんま疹もコロナワクチンで誘導される皮膚障害として報告されている。35.6%が難治性のじんま疹であったとする報告もあり、私たちの病院でも治療に苦労した患者さんを経験した。コロナワクチンによる★ヘルペスウイルスの再活性化も報告されている。ワクチン接種後の13.8%の人が単純ヘルペスか★帯状疱疹を副反応として経験しており、とくに帯状疱疹が10.1%と高値だったようだ。その他のコロナワクチンによる皮膚障害として、★麻疹(はしか)のような発疹、★水ぼうそうのような発疹、皮膚の細かな★内出血なども報告されている。
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