コロナワクチンを接種してない人に接種証明した医師を逮捕
新型コロナウイルスワクチンを未接種の知人から依頼を受け、虚偽の接種記録を国のシステムに登録したなどとして、警視庁は「王子北口内科クリニック」(東京都北区)院長の船木威徳容疑者(51)を公電磁的記録不正作出・同供用と詐欺の疑いで逮捕し、12日発表した。接種に否定的だった知人に、接種済証を出す目的だったとみている。
捜査関係者によると、2人は虚偽の登録で得た接種済証を「なんちゃって証明」と呼んでいたという。
ワクチンは住民票を置く市区町村で接種を受けるのが原則だが、同クリニックでは昨年7月以降、13都道府県の計約230人に接種した記録があり、大半が区外の住民だった。同課はこの女性と同様に、接種せずに接種済証だけがほしい患者が含まれている可能性があるとみている。
捜査関係者によると、2人は虚偽の登録で得た接種済証を「なんちゃって証明」と呼んでいたという。
ワクチンは住民票を置く市区町村で接種を受けるのが原則だが、同クリニックでは昨年7月以降、13都道府県の計約230人に接種した記録があり、大半が区外の住民だった。同課はこの女性と同様に、接種せずに接種済証だけがほしい患者が含まれている可能性があるとみている。