民衆の中で急増する「コロナワクチン不要論」
2021年の春以降、当院の患者のみならず、未受診の人たちからも新型コロナワクチンについてのメール相談が数多く寄せられ、これまで数百人以上に助言をしてきた。僕のコロナワクチンに対する立場は、他のワクチンと同様、「肯定派」でも「否定派」でもなく、相談者には客観的なデータを紹介し、個々の懸念事項を聞き取った上で助言している。僕に相談した結果、接種を決める人もいれば見合わせる人もいる
その傾向は時間の流れとともに変化している。コロナワクチンが登場した2021年の3月頃は、「見合わせる」と決断した人が比較的多かったのだが、4月末頃には急展開し「受けます」が多数となった
その後、ワクチンによる後遺症を訴える声が増え始め、ほとんどは因果関係が不明とはいえ、接種後の死亡事例の報道が増えたことなどにより、SNSやネット上では少しずつ「コロナワクチン反対」の声が大きくなり始めた。
この流れが加速したのが今年(2022年)の年明け頃からだ。「3回目を打ったのに感染した」「オミクロンにかかったけど軽症だった」といった声が増え、「コロナワクチンはもういらない」と考える人(特に若者)が急増している。
その傾向は時間の流れとともに変化している。コロナワクチンが登場した2021年の3月頃は、「見合わせる」と決断した人が比較的多かったのだが、4月末頃には急展開し「受けます」が多数となった
その後、ワクチンによる後遺症を訴える声が増え始め、ほとんどは因果関係が不明とはいえ、接種後の死亡事例の報道が増えたことなどにより、SNSやネット上では少しずつ「コロナワクチン反対」の声が大きくなり始めた。
この流れが加速したのが今年(2022年)の年明け頃からだ。「3回目を打ったのに感染した」「オミクロンにかかったけど軽症だった」といった声が増え、「コロナワクチンはもういらない」と考える人(特に若者)が急増している。