未だにワクチンを全国民に推奨するのは日本だけ 追加接種慎重に
新型コロナウイルスのこの冬の流行に備え、20日からワクチンの「秋接種」が始まる。5月に感染症法上「5類」に移って以降、マスクの着脱などコロナ対策は原則、個人に委ねられるようになった。ワクチンのメリットとデメリットをよく考え、接種するかどうか一人一人が判断したい。
海外をみても冬の流行を想定した接種で全国民を対象とするのは主要国では米国の一部だ。コロナの流行が「日常化」するなか、予防接種の活用に対する各国の姿勢の違いを映す。
65歳未満の健康な人が打つメリットは従来より小さくなった。感染・発症を抑える効果は長続きしない。一定の割合で副作用も伴う。メッセンジャーRNA(mRNA)のワクチンを何度も打つことに、中長期的な健康への影響を懸念する専門家もいる。
接種の判断に迷ったら、健康状態や病歴を把握するかかりつけ医に相談するのが一番よい。
海外をみても冬の流行を想定した接種で全国民を対象とするのは主要国では米国の一部だ。コロナの流行が「日常化」するなか、予防接種の活用に対する各国の姿勢の違いを映す。
65歳未満の健康な人が打つメリットは従来より小さくなった。感染・発症を抑える効果は長続きしない。一定の割合で副作用も伴う。メッセンジャーRNA(mRNA)のワクチンを何度も打つことに、中長期的な健康への影響を懸念する専門家もいる。
接種の判断に迷ったら、健康状態や病歴を把握するかかりつけ医に相談するのが一番よい。