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日記・呟き

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日記・呟き

274

1992.10.中週金曜 中三描
 ドラクエX冒険の続きをしよう
 水没した天空城へ通じてるという地下洞窟へ向かおう
 世界地図を頼りに今行ける大陸をくまなく回り
 巨大な城らしきものが沈んでる水域を見つけた
 こんなところに何故
 もしかしてこれが天空場?
 そこからわずかの場所
 巨大な岩山に囲まれた洞窟らしき何かがあった
 おそらくこの先に・・・
 岩山の前に立ちはだかいマグマの杖を向け翳した
 杖から凄まじい灼熱獄炎のマグマ炎波が吹き付ける
 獄炎は目の前の行く手をふさぐ巨大な岩山前部を
 いともたやすく一瞬で焼き溶かし蒸化させ
 岩山の間に巨大洞窟入口が姿を現し見せた
 マグマの杖 恐るべし獄炎力
 戦いの中でいくら魔敵相手とはいえ、
 これほどの惨忍で無情な威力の魔杖武具を
 使い振り翳すことには、何か言葉にしようのない
 猜疑心を感じずにはいられなくなった
 だが立ち止まっているわけにはいかない
 思いを上手く押し纏め洞窟に入る
 入洞するとまた一段と強い邪気が立ち込めているのを
 冒険者たちの霊感は覚え捉えた
 地獄の最下層まで続いているといわんばかりの闇の深さ

275

>>274
 この先が本当に天空城に通じているのだろうか
 そんな不安に迫られるが 進んで行こう
 進み続け襲い来る新魔敵はやはり強かった
 こちらがいくら強くなっていても
 その度にそれをいともたやすく
 嘲るようにそれを超える強さが猛牙を向いてくる
 だがその度にまた勇者たちも強くなっていく
 限りない強さの追いかけっこ
 どこまでも無双し続け
 巨大洞窟内を深く深く奥へ奥へ進んで行く
 かなり深階まで進んだその先
 巨大なトロッコレールの仕掛けが
 階層内に張り巡らされていた
 これは一体?
 だれがいつこのようなものを作り設えたのだろうか
 この厄介複雑極まる不思難な仕掛けには
 さすがのここの魔物達でさえもお手上げなのだろうか
 手を付けられた感があまりになさ過ぎる
 勇者たちは今までの困難を乗り越え続け磨き鍛えてきた
 力と知恵を活かし
 トロッコ仕掛けの通塞を解き越え
 さらに奥へ奥へと進み続ける

276

>>275
 そうして進んでるうちに
 誰か人が乗っかって1箇所のループを回り続けている
 トロッコを目の当たりにした
 何だこれは?
 そもそもなんでこんなところに人がいるんだ?
 とにかくその人はトロッコを止めてほしいとのことだ
 それはその筈なのは目に入った瞬間からわかる
 近くに錆びきった通点切替レバーがあったので
 力いっぱい動かして反対側に動かし倒す
 次の瞬間、人が乗ったトロッコは別レールに走り込み
 そのまま勢いでレールエンドに激突
 トロッコは大破、人は勢いで投げ出されループから解放
 切替部は完壊した
 投げ出された人が心配になりすぐ声を掛ける
 だがすぐ目を覚まし、
 一瞬失神したがケガはなんとかすり傷一つ無かった
 あれほどの大衝撃でなんという屈強さ
 この時点でただの人ではないことは一瞬で察した
 お礼を言い受けるのと簡単な自己紹介継ぎ受ける
 名をプサンと言って
 この洞窟に探索に来てうっかりトロッコに
 飛び乗ってしまい、トロッコに乗ったまま
 回り止まらなくなって
 20年も回っていたという
 そんなに長く回ってたら立歩感覚大丈夫なのか?

277

>>276
 だがそんな心配も全く無用
 感覚神経ももう完治しきっている
 回り慣れようあるのかどうか不思疑ではあるが
 この方が只物ではないことはもう疑う余地は微塵もない
 プサンも一緒に同行することになり
 洞窟内を先へ進み続ける
 無双続け さらに強くなり 宝も見つけ集め収める
 トロッコ通設仕掛けも解き開け
 そうして洞窟内の最下層らしきフロアまで進み来た
 おそらく最奥のトロッコレール
 この先が天空城に通じているのだろうか
 ここまでの苦闘を忍びながら思い巡り兆す
 さあトロッコに乗り行ってみよう
 トロッコに乗り込み 車体は速さを上げながら
 巨長いレールを颯の如く疾け走り
 闇をどこまでも深く深く潜り貫いて行く
 そして永遠の時間が止まった感覚になったその時
 闇が明け光眩しく差し込むのが眼に映った
 

278

>>277
 気が付いて周囲を見回してみると
 荒廃している墟城のような場所に立っていた
 ここが天空城・・・
 水の中だ
 完全に水に浸かっている
 だが主人公たちは平気だ
 きっと幾多の歴戦の中で身体強極な程に鍛化極まり
 酸素が無い環境でも正常に生命維持されるほどに
 屈強になっていたのだろう
 それにここが天空城なら
 何か聖性な不思議な力も働いているのかもしれない
 それにしても無惨な廃れようだ
 天空から落ちて何百年もの間水の中で在り続けていたのか
 今や天空城ではなく水没城の状態だ
 だが知り合ったプサンは
 この城の何かを知ってるかのように一人話している
 本当に彼は何者?
 とにかくこの城の入れる場所探せるところを調べ回ろう
 中には浸水が酷過ぎて先に行けない場所もあったが
 城の地下階には入れた
 最奥の城の機能を担っている機関部らしい一室に来ると
 プサンが城の事について話し始めた
 この部屋所に飾置かれていた
 天空城の浮空機能を司るゴールドオーブが
 無くなっているらしい
 プサンがオーブの残気を特殊な力で霊視して
 行方を追い探している
 この方は一体

279

>>278
 プサンの思念でゴールドオーブの行渡りが映像となって
 映り見えているようだ
 すべてを探り終えた後、
 ゴールドオーブは流れ先で破壊されていて
 もう存在していないという
 ならもう2度とこの城は空に戻れることはないのでは?
 だがプサンは何かを思い出したようだ
 伝説ではオーブは妖精の先祖に作られたらしく
 妖精族に頼めばまた作ってもらえるかもしれない
 世界のどこかに妖精族の村に通じる森があるらしい
 と
 探しに行ってみよう
 天空城を出発し 今日はネッドの宿屋で休息
 一旦セーブ休憩

280

1992.10.後週 中三描
 ドラクエX続きプレイ
 世界のどこかにある妖精の国に通じる森をさがそう
 聞き回った噂話では南西大陸のどこかの森地近隣で
 霊感の強い人が妖精の姿を見たという
 魔法の絨毯を広げ 大海原を跨ぎ越え 南西の大陸へ
 上地し森域を南へ探す
 しばらく探し続けると森域に何か違う地帯があったが
 異森域からはまた一層強い邪気が漂らんでいるのを
 主人公たちの霊感が感じる
 ここか・・・
 入森し足を踏み入れると
 ただならなさ過ぎるほどの危怪さが六感を刺激している
 まるで外部者を阻拒しすべてを排するかのような怪気だ
 気を付けて進もう
 進み探索しながら
 やはりどんな侵入者も先へ進ませないかのように
 強く妖しい霊力仕掛けの迷通無限回路が
 施込み混まれている
 無限ループをエンドレス回り続け
 襲い来る新魔敵もまた一段と強い
 強さの競争劇だ
 剛秀悪魔獣アンクルホーン
 魔獣撃拳打斬空魔冷呪ヒャダイナーバギクロスデストラー
 蘇生怪魔岩メガザルロック 岩潰圧撃降弾破衝&メガザル
 鬼装眼魔頭オーガヘッド 鬼晄殺陣奏炸襲
 どこまでもなんて強さだ

281

>>280
 だが魔敵も強くなり続ける以上
 主人公たちもどこまでも強くなり続ける
 ひたすら無双続き 無限ループも見破り 宝も集め収め
 やがて森迷路のある地点に差し掛かった時
 息子と娘がそこにいた誰かを見つけ声をかけた
 だが主人公にはその姿は見えない
 きっと子供にしか見えない存在なのだろう
 そういえば主人公も子供の頃・・・
 見えない誰かがついてきてと子供たちから聞く
 子供たちが進むのを追いながら
 一個の岩小屋のある地点に着いた
 この先に何かが
 行ってみよう
 足を入れた瞬間何か不思議な力が意識感じられ
 どこかに瞬間移動した感覚がよぎった
 ここは・・・
 何か見覚えがある 懐かしい感覚 かつて来たことが・・・
 !妖精国か 思い出した
 子供のころ春風のフルートを取り戻しに冒険した
 まさかまたこの場所に来れる日が来るとは
 子供たちが先に来ていた
 声をかけられ気を取り直す
 ここの女王ポワン様に会いに行こう
 王所に行きつけポワン様にお目通り叶う
 お久しぶりです
 事情はもう察していただけてるみたいだ
 さすが妖精族女王 最凄い霊力の極達
 敬服

282

>>281
 現如情を説明受け
 今はもうゴールドオーブを再作できる技術までは
 残されていない
 が、妖精の城の女王ならなにかの力になってくれるかも
 しれないと
 妖精の城を顕化させるのに使われる妖精のホルンを頂け
 引継ぎを受けお礼をし妖精の国を出発する
 ポワン様から世界の中心部に大きな湖の場所で
 濃過ぎる霧に包まれて何も見えない場所があり
 そこに妖精の城は見えないように守られあるという
 きっと天空の塔の近くだ
 魔法の絨毯で向かい天空の塔から北上し
 その場所はあった
 本当に何もかもみえない霧で守りきられた霊所だ
 だが何か優しさと安らぎを感じる
 備付の小ボートがあり湖の中くらいまで漕ぎ付ける
 何か霊力の感じる大きな水花があった
 ここだろうか
 ポワン様から受け取った妖精のホルンを吹いた
 するとあたりから霧が晴れて
 目の前に大きな城が姿を見せた
 これが妖精の城
 入城すると城外者である主人公を穏やかに迎えてくれた
 女王様の王間へ案内していただけ
 すでにポワン様より事情は引き継いでいるとのことだった

283

>>282
 だがここでもはるか昔のオーブの技術は
 すでに失われきっており
 もうどこにも伝わり残ってはいないという
 だがゴールドオーブの代替品として光るオーブを頂けた
 ゴールドオーブほどの霊力は無いが
 何かの役に立てればとの心遣いだ
 それとこの城には過去を映し
 その場所へ僅かの時間だが戻り行ける
 不思議な霊絵があると聞いた
 女王様に御礼と挨拶をしその部屋場へ行くと
 目の前に霊絵があった
 職員に絵の件で引継ぎを受け
 絵の前に立ち昔の自分を回想することに全意識を集中した
 すると不思議な感覚になり
 意識が遥か昔の自分が居たことがある場所へ転移した
 目を開けると ここはサンタローズ
 子供のころ自分が居たサンタローズだ
 不思議な感覚と懐かしい感覚とが奇妙に混じりながらも
 村内を聞き回った
 自分が住んでいた家
 サンチョがいる、そして父親のパパスもいた
 思わずパパスに話しかけ色々語り合いもしてくれた
 複雑な心情にかられながら
 これから起こる未来のことについても
 言葉粗相ないように選びながら僅か語ってもみたが
 パパスは話上手くまとめて自身の仕事に戻った

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