>>000不倫関係の示談金名目で現金をだまし取った罪などに問われている夫婦は起訴内容を認めた。美人局行為を行っていた2人。「ある殺人事件」をきっかけに浮かび上がったものだった。4人。近い人物ばかりだった。殺人の罪に問われているのは次男・直哉被告（25）と、長男・保彰被告の妻の敦子被告（47）。さらに、凶器である包丁を埋めるなどした証拠隠滅の罪で起訴されたのが、敦子被告の元夫の松野新太被告（49）と、松野被告の妻のみき子被告（44）だった。　妻のみき子被告とともに借金を返済していた。しかし収入が少なく、いわゆる売春をして稼いだ金を敦子被告への借金の返済に充てるようになっていた。　美人局行為をするにあたり、被害者と接触するのはみき子被告。その後、2人がホテルなどから出てきたところで、夫である新太被告が被害者に詰め寄り、市瀬被告が新太被告を被害者から引き離す。　保彰被告と敦子被告が被害者に示談金名目で現金を要求し、直哉被告がその様子を撮影していた。市瀬被告は売春行為の一部始終を写真や動画に収める、証拠取りの役割を担うこともあったという。6人が明確な役割を持ち、犯行を繰り返していた。