282 >>277 リアファルは、坂路での併せ馬で自己ベストの4ハロン50秒5をマークし、サンケイスポーツ調教評価で最上級の『S』を獲得。長期休養明けをひと叩きした上積みが見込め、一昨年のG2神戸新聞杯に次ぐ重賞2勝目への態勢は整った。 まだコース脇に残る雪を溶かすような熱のこもった最終スパーリングだった。リアファルが、坂路の併せ馬で自己最速の4ハロン50秒5をマーク。手綱を取った生野助手が好気配を伝えた。 「自分からグイグイ走ろうとする感じだった。いい傾向ですね。前回は脚元とブランクのことがあったけど、今回はビッシリやって攻めの調教ができている。上積みは十分あると思います」 雪の影響が残る馬場状態などを考慮し、万全を期しての木曜追い。アルティマブラッド(1600万下)と併走して、序盤から軽快なピッチを刻んでいく。直線半ばで一度は前に出られたが、軽く仕掛けられると、ラスト1ハロン12秒7と盛り返して併入に持ち込んだ。水分を含んで時計を要する馬場状態を考慮すれば、ハイレベルな内容。音無調教師は「これなら何の心配もない」と満足げにうなずいた。 匿名さん2017/01/21 12:15
284 >>277 前走は展開としては得意パターンだったものの、最後のところで伸びきれなかったのは久々の分。怪我をする前は現5歳世代(キタサンブラックやリアルスティールなど)の中でもトップクラスの素質の持ち主。力を出し切れるとなれば、もちろんこの相手関係なら勝ち切れるだけの地力は持っている。現状のベストバウトは神戸新聞杯。スローペースからの上がり勝負になったが、ここで2着リアルスティールを寄せ付けずという走りは強烈だった。前半無理をしなければ、後半の切れ味が増す馬。その点で中山2200Mという条件は合っている。 匿名さん2017/01/21 12:19
285 >>277 瞬発力に秀でた馬が多いディープ産駒だが、ゼーヴィントは瞬発力よりも長く良い脚を使えるタイプ。小回りコースを得意としているように、少々異質のディープ産駒と見ていい。その点で言えば、中山の舞台は相性は良く舞台設定としては問題なし。 AJCCは例年の傾向がバラバラだが、共通しているのは序盤のペースが上がりにくいこと。そこからラスト5ハロン勝負になったり、徐々に加速していき、ラスト2ハロン地点でグッと再加速する展開になるなど、対応力が問われる。ゼーヴィントの場合は、早仕掛けの方が歓迎で、急加速する展開についていけるかは未知数。とはいえ、序盤のペースさえ上がりきらなければ、力を出しやすいのはここ3走で証明しているので、分析的には大きな不安はない。気をつけるのは、逃げ先行馬の出し抜きに対応できず差し届かないケース。 匿名さん2017/01/21 13:05