今の俺最強とホザいた殺人犯に無期
千葉県芝山町の畑で昨年4月、船橋市の女性=当時(18)=が遺体で見つかった事件で、女性を生き埋めにして殺害し財布を奪うなどしたとして、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職、中野翔太被告(21)の裁判員裁判の判決公判が30日、千葉地裁で開かれ、吉井隆平裁判長は「助けを求める被害者を無視して生き埋めにしており、残虐というほかない」として求刑通り無期懲役を言い渡した。
吉井裁判長は判決理由で「生きながら土中に埋められた被害者の恐怖や苦しみ、絶望や屈辱は言葉で言い尽くせるものではない」と指摘。中野被告を犯行に誘った井出裕輝被告(22)=同罪などで起訴=の指示を断ると「面倒なことになる」などといった動機は「安易で身勝手」と指弾した。
吉井裁判長は判決理由で「生きながら土中に埋められた被害者の恐怖や苦しみ、絶望や屈辱は言葉で言い尽くせるものではない」と指摘。中野被告を犯行に誘った井出裕輝被告(22)=同罪などで起訴=の指示を断ると「面倒なことになる」などといった動機は「安易で身勝手」と指弾した。
