「袴田事件」やり直し裁判 検察側は改めて死刑を求刑 静岡地裁
58年前、静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審=やり直しの裁判で、検察は改めて死刑を求刑しました。
再審では、死刑が確定した判決で有罪の決め手とされた、「5点の衣類」に付いていた血痕に赤みが残っていたことが不自然かどうかが最大の争点となっています。
弁護団はこのあと最終的な意見を述べ無罪を主張する方針で、去年10月から静岡地方裁判所で行われてきた裁判はきょうですべての審理が終わる予定です。
再審では、死刑が確定した判決で有罪の決め手とされた、「5点の衣類」に付いていた血痕に赤みが残っていたことが不自然かどうかが最大の争点となっています。
弁護団はこのあと最終的な意見を述べ無罪を主張する方針で、去年10月から静岡地方裁判所で行われてきた裁判はきょうですべての審理が終わる予定です。