日光いろは坂にロープウェー構想、栃木県が調査費計上へ
日本有数の紅葉の名所として知られる栃木県日光市のいろは坂で、県がロープウェー整備の検討に乗り出す。観光客が集中する秋の交通渋滞緩和に加え、上空から紅葉を眺められる新たな観光資源としても活用を狙う。県は地元自治体などと協議を始め、新年度当初予算案に調査費を計上する方針だ。
いろは坂は日光の市街地側から奥日光につながる国道120号の一部。華厳滝や中禅寺湖などを訪れる観光客が利用するため、マイカーやバスで混雑し、紅葉シーズンには数時間の渋滞が発生することがある。その様子がテレビなどで紹介され、観光地としてのイメージ悪化にもつながっている。
このため県は、奥日光と麓を結ぶ新たな交通システムの整備を水面下で検討してきた。福田富一知事も昨年11月の知事選で公約に掲げ、ロープウェーを念頭に「(観光客に)鳥の目で見てもらえれば国際観光地としての地位が高まっていくのではないか」としていた。
県は、日光市や日光の交通を担う東武鉄道との協議を始め、新年度に観光客の動向などを調べる。導入する交通システムは複数を比較・検討するが、大人数を運べて環境への影響も少ない大型ロープウェーが軸となっている。
いろは坂は日光の市街地側から奥日光につながる国道120号の一部。華厳滝や中禅寺湖などを訪れる観光客が利用するため、マイカーやバスで混雑し、紅葉シーズンには数時間の渋滞が発生することがある。その様子がテレビなどで紹介され、観光地としてのイメージ悪化にもつながっている。
このため県は、奥日光と麓を結ぶ新たな交通システムの整備を水面下で検討してきた。福田富一知事も昨年11月の知事選で公約に掲げ、ロープウェーを念頭に「(観光客に)鳥の目で見てもらえれば国際観光地としての地位が高まっていくのではないか」としていた。
県は、日光市や日光の交通を担う東武鉄道との協議を始め、新年度に観光客の動向などを調べる。導入する交通システムは複数を比較・検討するが、大人数を運べて環境への影響も少ない大型ロープウェーが軸となっている。