高市氏の「ワーク・ライフ・バランス捨てる」過労死遺族は驚き
高市氏の「WLB捨てる」発言 過労死遺族は驚き「影響力考えて」:朝日新聞
遠藤隆史 2025年10月4日 19時23分
高市早苗氏は自民党の新総裁に選ばれた後、党所属の国会議員を前にしたあいさつで「私自身もワーク・ライフ・バランス(WLB)という言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と述べた。
この発言に、「全国過労死を考える家族の会」代表世話人の寺西笑子さん(76)は「国のトップに立とうとする人の発言とは思えない」と驚く。
寺西さんは、1996年に夫の彰さん(当時49)を過労死で亡くし、働き過ぎて命を落とす人が続出していた日本の状況を変えようと、「命より大切な仕事はない」と訴え続けてきた。
「過労死防止法は国会の全会一致で成立し、国をあげてWLBを推進している。高市氏は『懸命に働く』という意図だったかもしれないが、法律をないがしろにする発言で問題だ。影響力をもっと重く考えてほしい」と話した。
労働法に詳しい脇田滋・龍谷大名誉教授は「古い日本の価値観を引きずったような発言で、非常に残念だ」と話す。
(略)
※全文はソースで↓
https://www.asahi.com/articles/ASTB436V9TB4OXIE00PM.html
遠藤隆史 2025年10月4日 19時23分
高市早苗氏は自民党の新総裁に選ばれた後、党所属の国会議員を前にしたあいさつで「私自身もワーク・ライフ・バランス(WLB)という言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と述べた。
この発言に、「全国過労死を考える家族の会」代表世話人の寺西笑子さん(76)は「国のトップに立とうとする人の発言とは思えない」と驚く。
寺西さんは、1996年に夫の彰さん(当時49)を過労死で亡くし、働き過ぎて命を落とす人が続出していた日本の状況を変えようと、「命より大切な仕事はない」と訴え続けてきた。
「過労死防止法は国会の全会一致で成立し、国をあげてWLBを推進している。高市氏は『懸命に働く』という意図だったかもしれないが、法律をないがしろにする発言で問題だ。影響力をもっと重く考えてほしい」と話した。
労働法に詳しい脇田滋・龍谷大名誉教授は「古い日本の価値観を引きずったような発言で、非常に残念だ」と話す。
(略)
※全文はソースで↓
https://www.asahi.com/articles/ASTB436V9TB4OXIE00PM.html
