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めるっぱ-5
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誰も立てないなら、、、
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2.知的レベルの高い人が多い
知的レベルが高い発達障害の人は、子供の頃に発達障害と疑われることがあまりありません。集団から浮いた感じはするものの、とくにトラブルを起こすこともなく、成績も良いので、「ちょっとズレている子」と思われる程度です。
しかし社会人になると、世の中の暗黙のルールや常識を理解できず、孤立したり対人関係がうまくいかなかったりして、はじめて問題が生じます。
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大人の発達障害のうち、よく聞くアスペルガー症候群や特定不能の広汎性発達障害は、自閉症の仲間です。
1943年、レオ・カナーが知的障害のある自閉症について報告し、1944年、ハンス・アスペルガーが自閉症的精神病質として知的障害のないタイプ(アスペルガー症候群)を紹介しました。1981年になって、ローナ・ウィングが、両者の本質は同じであるとし、程度のさまざまな自閉症、つまり自閉症スペクトラム障害(ASD)という概念を作りました。スペクトラムとは連続している、という意味です。
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この自閉症スペクトラム障害には「三つ組の障害」があります。それに加えて、感覚異常と運動障害を取り上げます。
おいおい述べますがこの「三つ組の障害」が本当に、ASDの当人の側の問題なのか、という点には議論があります。ここでは、従来の見解に沿って「三つ組の障害」という概念を扱いますが、別の見方もあることはぜひ知っておいてください。
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1.社会性の障害
マナーやルールが理解できない、相手との距離感がつかめないなど、人とうまくかかわることができないのは、自閉症スペクトラムの人にもっとも多くみられる特性です(p14)
自閉症スペクトラム障害に最もよくみられるのは、社会性の障害です。社会でうまく生き抜くソーシャルスキルがなく、いつも自分の思うように行動してしまいます。
小さい頃は親と視線を合わせなかったり、1人でいることを好んだりして、手のかからない子どもと思われます。特定の養育者との間に築かれる「愛着感情」が未発達なのです。
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大人になると、マナーやルールを理解できなかったり、相手との距離感がつかめなかったりします。あるアスペルガー症候群の人は「空気は読むものではなく吸うものだ」と言いました。
距離感がつかめないため、自己本意な態度をとる人もいれば、逆に過剰に気を使い、同じことを何度も謝ったりして、慇懃無礼な態度をとったりする人もいます。
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2.コミュニケーションの障害
専門書や辞書を読むのが好きで、むずかしいことばをたくさん知っているのに、人との会話がかみ合わないという人が少なくありません。(p16)
自閉症スペクトラムの人は他人と共感したり、意思疎通したりすることが難しいコミュニケーションの障害を持っています。
自分から話すことが少ない寡黙な人になることもあれば、自分にしかわからない独特な語彙を使いこなすようになる人もいます。自分の興味のあることについては、一方的にしゃべり続けてしまう人もいます。いわば
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話し方も独特で、抑揚のない声、無表情、身振り手振りもなく、不自然で取っ付きにくい印象を与えます。
自分の話し方が独特なだけでなく、相手の話を聞く仕方も独特です。冗談やお世辞や皮肉を真に受け、言葉に込められた微妙な感情が理解できません。これはよく言えば裏表がないという美徳ですが、率直な意見を言い過ぎたりしてトラブル
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規律や秩序を重んじる環境では安心して生活できますが、自由な環境では居心地が悪く、不安が募ります。
別の言い方をすると、こだわりが強いため、限られた分野に集中し、その道の専門家になるなど、とことん追求する芸術家や学者になることには向いています。
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3.想像力の障害
同じ時刻、同じ場所、同じ手順というように、判で押したような生活パターンを好むのも自閉症スペクトラムに共通する特質です。(p18)
自閉症スペクトラムの人には、いつもと違うことに柔軟に対応できない想像力の障害が見られます。
特徴となるのは、限定・反復的な行動で、決まったパターンを乱されると、パニックになります。物事の流れを読んだり、その先どうなるかといったことを想像したりするのが困難なためです。
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規律や秩序を重んじる環境では安心して生活できますが、自由な環境では居心地が悪く、不安が募ります。
別の言い方をすると、こだわりが強いため、限られた分野に集中し、その道の専門家になるなど、とことん追求する芸術家や学者になることには向いています。
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