104 依存症「誰か私をとめて」 やめたいのにやめられない… 激増の背景には競争社会が 「やめたいのにやめられない」「ほどほどにしておこうと思うけど、やりすぎてしまう。ブレーキがきかな い」「自分が嫌になる。自分は生きる価値がないと思う。死にたい」…これらの声は、アルコールや薬物、ギャンブル、喫煙、清涼飲料水、過食や拒食、仕事、 インターネットなどにハマった人たちの悲痛な叫びです。 「好きでやっているのだから放っておけばいい」という人もいますが、そうはいきません。なぜなら彼らは楽しんでいるのではなく、苦しみながらくりかえし ている状態だからです。慢性的に進行する病気なのです。 このように、害があるとわかっていてもやめられず、同じ習慣を繰り返してしまう状態を依存症、または嗜癖(アディクション)といいます。 匿名さん2022/05/29 19:592
108 >>104 依存を手助けする人の存在 治療上、重要な点があります。それは行き詰まって壁にぶつかり依存が続けられなくなった人に、依存を続けられるようにお世話をしてしまう人 (イネイブラー)の存在です。ギャンブル依存症なら元手(お金)がなくなればできなくなるのに、資金を提供してしまう人などです。 患者の欲求や自己抑制能力の喪失は、家族や身近な人などイネイブラーが思うよりずっと強いのです。「家族が依存症の進行に手を貸している」という事実を理解し、治療の重要な テーマに据えることが重要です。 匿名さん2022/05/29 20:09
126 >>104 ●共依存の関係 問題を抱えたもの同士が、互いに必要とし合い、縛り合いながら抜け出せなくなっている共依存。 イネイブラーとの共依存に陥っていると思われる人間関係は、結構身近なところにあるかもしれません。 フロイト先生 イネイブラーは、相手のためを思って尽くしているつもりなのだが、本当は自分のために尽くしている。だから結果的に相手のためになっていない場合が多いのだ。 匿名さん2022/05/29 23:23