【巨人】88 原辰徳(*´-`)

☆1958・7・22生
☆181㌢88㌔
☆右投右打
☆神奈川県出身
☆東海大相模高─東海大─巨人(80年1位)(*´-`)

アセリン2015/08/15 08:403

　その後も、攻撃的采配は続く。無死二塁となり、追い込まれてから増田大にスリーバントを命じ続けた。失敗すれば、ムードが暗転しかねないリスクを冒してまで、だ。「三塁へ進塁させることがとにかく大事」。サヨナラ機において相手の戦略に対し、優位性を保つには三塁走者を置くこと。見事に三塁前に転がした結果、相手の悪送球を呼び、劇的勝利につながった。主演は若林＆増田大だが、助演は間違いなく原監督だ。
　メッセージは、序盤からチームに送っていた。１点リードの３回１死満塁。先発・桜井に早々に代打を送った。１、２回で３失点していたとはいえ、３回は相手のクリーンアップを簡単に３人斬り。立ち直りの兆しを見せていた中での判断はすべて、試合の流れを見通した上でだった。

匿名さん2019/07/04 07:41

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　若林が決勝のホームへ滑り込むと同時に、原監督もベンチを飛び出した。破顔の表情で、コーチ陣と次々にハイタッチを交わす。息が詰まるシーソーゲームを制し、今季２度目のサヨナラ勝ち。「今日は一発、横っ面を張られないとなかなか点が入らないような、ね。しかし、攻撃性は良かった」。会見の直前、落ち着きを取り戻すように大きく息を吐いたのが印象的だった。
　攻めのタクトを最後まで貫いた。同点の９回、先頭・若林が四球を選ぶ。原監督が勝負をかけた。続く増田大の初球に、盗塁のサインを出した。若林も抜群のスタートで、焦った捕手の落球を誘い、二塁を陥れる。「初球から決められたのは見事。技術だけではない強さがある」と原監督。物語は一気にクライマックスへと加速していった。

匿名さん2019/07/04 07:41

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　直前の２回、亀井の２点適時打で逆転し、なお無死一、三塁。ここで坂本勇、丸、岡本の主軸が凡退し、突き放すことができなかった。迎えた３回に無死満塁の絶好機を作る。ここでまた無得点ならば、勢いは相手に傾きかねない。「あそこは何とか１点を取りにいく、と。銀ちゃんで点が入らなかった場合には、攻撃に転ずる」。攻めの一念で桜井の代打に送った中島は無念の三振。亀井も倒れ、策は不発に終わった。
　突き放すチャンスを逃し続け、指揮官の読み通り、試合は終盤までもつれた。「勝負っていうのはそういうところ。そうならんがために、こっちは挑んでいくんだけども、そう簡単にはいかない」と苦笑い交じりに振り返った原監督。理想の展開には持ち込めなかった。それでも交流戦期間中に成長を遂げた若林ら若手の奮起、そこに阿部、亀井らベテランの力も融合してつかんだ勝利は大きな意味を持つ。
　今季３度目の４連勝で、貯金は１２と最多を更新。２位・広島とも５差に広げた。「一戦一戦だけども、今日、勝ったことに価値はある」。指揮官が手応えを明かしたこの１勝が、シーズンのターニングポイントになるはずだ。

匿名さん2019/07/04 07:42

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