000
【ペン専用】SUPERNOVA(旧 超新星)★62
+本文表示
ほどほどに
819
「そうなってはならない」という強い意思で、前尾派は池田以来のその派をまとめてきたのだ。
その反面、前尾派が籠城型になってしまったことも、たしかである。それは、前尾という人の消極性にも、理由があった。
池田内閣ができたとき、代貸しの前尾には、当然、幹事長の椅子が割り当てられたが
「幹事長というポストは、いろいろ辛いことがある。それは承知しとるが、なによりもひんぱんに、新聞記者連中に会わにゃならんだろう。それが嫌だ」
そういったほどである。
幹事長になってからも、糖尿を患って、入院したせいもあるが、仕事はもっぱら筆頭副幹事長の鈴木善幸に任せきりだった。
「さすがに、大物らしくていい」という声もあったが「厭なことから逃げている」という非難もあった。
この入院のとき、経企庁長官だった宮沢喜一が見舞いにいくと、前尾はベッドの上にあぐらをかいて、爪弾きで小唄をさらっていた。前尾の小唄の師匠は、春日とよ年で、田中角栄と同じである。前尾、田中とも名取で、二人で舞台に上がったこともある。そのくらいだから、前尾は見舞いにきた宮沢に「どうだ。一緒にさらわんか」と、たいへん暢気なものであった。
820
あえて火中の栗を拾おう― という意欲は、前尾繁三郎には、まっまくない。
学者の途をえらんでいたら、超一流になっていたろうといわれるほど、政策の勉強には熱っぽいが、生臭い政治は好かない性質である。
43年11月の公選でも、佐藤首相にはひどく批判的でありながら、みずから挑戦、出馬する気持ちは、みじんもなかった。
代貸しの大平正芳はじめ、鈴木善幸、小坂善太郎たちが、その前尾に反省を求めた。
「あんたが立候補し、総裁派閥たる威勢を示さないと、派内は士気を失う。派はおいおい衰退し、解体してしまう危険がある」と、前尾の決起をうながした。
「派のためにというんなら、西郷隆盛になるのも、やむを得んかも知れんねえ」
不承不承の出馬であった。いきおい、前尾を擁した幹部たちの気勢も、あがらなかった。前尾派が、まるまる獲得できたのは、村上勇派の十人ぐらいで、中曽根康弘派は七割ちかくまでが三木武夫に奪われてしまった。
それでも、前尾派は自由党―吉田学校の系譜をつぐものだから「三木を抑えて、二位は間違いあるまい」とおおかたはみていた。
それが、ふたをあけてみると、逆であった。
821
あえて火中の栗を拾おう― という意欲は、前尾繁三郎には、まっまくない。
学者の途をえらんでいたら、超一流になっていたろうといわれるほど、政策の勉強には熱っぽいが、生臭い政治は好かない性質である。
43年11月の公選でも、佐藤首相にはひどく批判的でありながら、みずから挑戦、出馬する気持ちは、みじんもなかった。
代貸しの大平正芳はじめ、鈴木善幸、小坂善太郎たちが、その前尾に反省を求めた。
「あんたが立候補し、総裁派閥たる威勢を示さないと、派内は士気を失う。派はおいおい衰退し、解体してしまう危険がある」と、前尾の決起をうながした。
「派のためにというんなら、西郷隆盛になるのも、やむを得んかも知れんねえ」
不承不承の出馬であった。いきおい、前尾を擁した幹部たちの気勢も、あがらなかった。前尾派が、まるまる獲得できたのは、村上勇派の十人ぐらいで、中曽根康弘派は七割ちかくまでが三木武夫に奪われてしまった。
それでも、前尾派は自由党―吉田学校の系譜をつぐものだから「三木を抑えて、二位は間違いあるまい」とおおかたはみていた。
それが、ふたをあけてみると、逆であった。
822
ここ見てる人って認知されてない人ばっかりなんだね。
823
824
ホストちゃんのソンジェ企画日決まってるの?
私の誕生日は入ってないぽい💦
他の方の日になってるんかな?
よくわからない。
誕生日。。。会いたい
けど、って感じの舞台になるんだろか
どうしてあなたの誕生日を企画日にしないとならないの?
825
絶対顔の輪郭前よりも細くなってるっていうただの自己満
すこしだけどな
むしろ太くなってたけどwwwwww
826
827
誕生日の人盗撮してんじゃん
828
呪いや小綺麗な人みたいに神対応されてみたい
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。