238 >>49 ようやく、小松左京の『拾われた男』が収録された文庫本を入手し、若い頃に読んだそれを読み直しした。 それは、ハードボイルドSF・・・ ピンーキリと言ったらキリの部類に入るトップ屋の男は、雨の夜、路上に現れた記憶のない全裸の美女を車に乗せた。後にマリと名乗るその女の家?まで連れて行くとそこは高級品で何でも満たされた一人暮らしのマリの大きな屋敷だった。助けてくれたお礼にとすばらしい一夜共にし、翌日もまた。そしてマリにはここにいてくれと頼まれ、男はそれから数ヶ月、二人で夢のような贅沢な暮らしをした。 匿名さん2018/01/17 15:05
239 あるとき、マリは次の仕事ができたと置手紙を残し、男に全ての財産を与えて突然姿を眩ました。男はマリを探した。ついに老人と一緒に歩くマリを見つけたが、自分の名前ははナオミであり、その男を知らないと言う。 後に戦争が始まったて世界が大きく変わっても、自分の満たされた環境はかわらない。あるとき釣りをしている、ナオミを失った老人と再開した。老人も世の中と隔離され、何不自由のない現在の境遇についての見解を語る・・・ 匿名さん2018/01/17 15:061
241 >>240 短編なんで、もうこの先は落ち?になるのだけれど。これでもほぼネタバレですが続けていいでしょうか? 消えた、いい女を語る我々がなんかこの作品を思い出しました。 因みに、昭和39年10月に初めて雑誌に掲載されらしいです。この時皆さんは、うまれてますか? 匿名さん2018/01/17 18:233