読売巨人軍は、菅野智之投手が自身初の最多勝と２年連続３度目の最優秀防御率の二冠を獲得したことを記念して、「菅野智之 Ｐｈｏｔｏ Ｂｏｏｋ」を販売します。
　CDケースサイズの本の表紙には、菅野投手渾身のガッツポーズと本人直筆の「最多勝！！」の文字と名前がプリントされ、３試合連続完封（４月１８日ヤクルト戦、２５日広島戦、５月２日ＤｅＮＡ戦）を達成して小林誠司選手と喜びを分かち合うカットなど、今シーズンの活躍シーンや、練習中のオフショットなどが４８ページにわたって掲載されています。
　商品は１０月２３日（月）１５時から、「ジャイアンツショップオンライン(PC・スマートフォン http://www.giants-goods.com/)」で注文を受け付けます。
　また、１０月３０日（月）からは、「マガジン報知(PC・スマートフォン http://www.magazine-hochi.com/)」や、
BALL PARK STORE、オークスブックセンター東京ドームシティ店などでも販売を開始します。
　２０００部限定の商品となっておりますので、この機会にぜひお買い求めになってください。

【商品概要】
◆菅野智之 Ｐｈｏｔｏ Ｂｏｏｋ　　　　　　　　　　　　 　　　　　１，０００円（税込）
　サイズ　１２センチ×１２センチ
※商品は１１月上旬以降、順次お届けいたします。

　「２０１７年度　東京ドームＭＶＰ賞」が２４日発表され、巨人の菅野智之投手（２８）が受賞した。今季は本拠地の東京Ｄで１２登板、３完投１完封、９勝２敗、防御率１・４５。抜群の成績を残し、２０１４年以来の選出となった。
　東京ドームＭＶＰ賞は、東京Ｄを本拠地とする巨人（０３年までは日本ハム球団も対象）の中で、シーズン公式戦で最も顕著な活躍をした選手に贈られる。受賞選手には株式会社東京ドームから賞金３００万円が贈呈され、記念に受賞選手の写真をプレートにした「スターメモリアルプレート」を制作。東京Ｄ内１階コンコースに歴代受賞選手のプレートとともに展示し、栄誉が永くたたえられる。
　１９８０年に「後楽園ＭＶＰ賞」として制定後、１９８８年の東京ドーム開場時に現名称に変更。今年で３８回目となる。今季、シーズントータルで２５登板、１８７回１／３、１７勝５敗、防御率１・５９をマークし、最多勝と最優秀防御率の２冠を獲得した菅野は本拠地での活躍も文句なしで受賞となった。

　この日、東京ドーム内のスイート倶楽部レストランで行われた表彰式に出席し「僕にとって東京ドームという球場は小さい頃から憧れでしたし、今もこの東京ドームのマウンドに上がるときはいつも新鮮な気持ちで、入団当初と変わらない気持ちでいられます。それは自分が長く野球を続けていくうえにおいてすごく大切にしていきたいことですし、これからも変わらずにそういう新鮮な気持ちを持ってここのマウンドに立っていきたいなと思います」と話した。

　２０１７プロ野球最優秀バッテリー賞が２４日発表され、セ・リーグ部門で巨人の菅野智之投手（２８）、小林誠司捕手（２８）が受賞した。菅野は１４年に阿部と受賞して以来２度目で小林は初選出。同学年で信頼しあう２人が、鉄壁の守りで勲章を手に入れた。
　両選手は受賞決定後、球団広報を通して以下の通りコメントを発表した。

　同い年の誠司（小林）には学生時代からの思い入れもあるので、今回の受賞は特別感慨深いですね。来年も誠司と一緒に獲れるように頑張ります。ただ巨人軍の他の投手でも獲れるように、投手陣底上げの力になりたいと思います

　最優秀バッテリー賞をいただくことができて本当にうれしいです。ひとりの力で獲れる賞ではないので、智之（菅野）には感謝しています。そしてチームのみんなにも感謝します。来季もこの賞をいただけるように頑張っていきたいです

　巨人の菅野智之投手（２８）が２４日、先頭に立って投手陣を底上げする決意を示した。東京ドームＭＶＰ賞を受賞し、東京Ｄ内で表彰式に出席。文句なしの選出となったが、来季から新選手会長に就任する右腕は対抗馬不在に危機感を口にした。後輩の畠、宮国、桜井らと行うオフのハワイ自主トレでは飛躍のヒントを惜しみなく伝授する意向で、「投手王国」形成に期待がかかる。この日は最優秀バッテリー賞も発表され、同学年の小林誠司捕手（２８）と受賞した。
　受賞の喜び以上にチームを思う気持ちが強かった。菅野は今季、狭い東京Ｄで９勝２敗、防御率１・４５。文句なしの東京ドームＭＶＰにも、会見では表情を引き締め危機感を口にした。

　ぶっちぎりで選んでいただいたということでチームにとっては寂しいことでもあります。来年は一人でも多く投手から（候補が）出るように底上げを図っていきたいです

　シーズントータルでは１７勝５敗、１８７回１／３、防御率１・５９で最多勝と最優秀防御率を獲得。だが、チームは４位に終わった。マイコラス、田口との３本柱で貯金２７も、その他の先発投手が計１５勝２９敗と課題が残った。オフのハワイ合同自主トレには畠、宮国に加え、桜井の参加も決まった。いずれも期待の先発候補だ。