208 警察は、緊急配備を敷く。そして、その日の夜11時頃、「鶴見医科歯科大学の敷地内に不審な男がいる」との通報があり、警察官が急行。その不審者は佐山治であった。発見時、佐山治が警察官に吐いた言葉。それは、「わいなぁ腹減っとんねん。飯食わせてや〜」「わいは未成年やで!少年法や!わいは少年法で守られとんねん!」であった。佐山治は、強盗殺人罪で逮捕。横浜家庭裁判所は、未成年とはいえ18歳になったこと。さらに事件の凶悪さと、 匿名さん2012/10/01 18:06
209 彼が医療少ねん院出所後まもなくに起こした事件であることから、横浜地方検察庁(地検)に逆送致処分とした。こうして、佐山治の事件は、成人と同じく公開法廷で審理を受けることが決定し、横浜地検は、佐山治を強盗殺人罪で横浜地方裁判所に起訴した。・・・・・・・・・(続きは次回) 匿名さん2012/10/01 18:06
214 【小説】「愛の蹉跌」=第22回= 横浜地方裁判所に起訴された佐山治。未成年でありながら、成人と同じく公開法廷で公判審理が進められた。裁判官は3名(合議体)であり、裁判長は白髪混じりの眼鏡をかけた、50代半ばであろうか。いかにもインテリという感じの女性裁判官であった。佐山治の弁護人は、死刑制度反対運動で全国的に有名な亀田静歌弁護士である。これまたマスコミによく登場する死刑反対論者の安本好彦弁護士の盟友である。 匿名さん2012/10/06 01:49
215 この2名の弁護士は、刑事被告人や犯罪者の人権擁護、犯罪者の『更生』『社会復帰』を声だかに叫び信奉する一方、犯罪被害者やその遺族に対する冷淡な弁護活動が度々見受けられ、問題視されてきた人物である。他方、佐山治は、「はよう裁判終わらしてくれへん?刑務所でもどこでもワイをぶちこめや!それでええやんか!」「毎回裁判に出て来なきゃあらへんの?面倒臭いんやけど!?」と反抗的な言動を法廷でとるわ、審理中も居眠りをするわ、で幾度となく裁判長に叱責されていた。 匿名さん2012/10/06 01:49
216 本人は、自分がした凶悪犯罪をまったく反省などしていないのである。・・・・そんなある日のこと、第○回公判期日。(廷吏)「起立!」......(裁判長)「はい。それでは開廷します。」......そして、間髪をいれずに女性裁判長が検察官に対し言葉を発する。(裁判長)「検察官」(検事)『はい裁判長!』(裁判長)「(苦渋の表情で)これまで審理をある程度重ねてきました。ん〜どうでしょう、起訴状の内容ですねー。あのーぉ別の構成は考えられないものでしょうか?」 これを聞いた検察官は落胆ぶりが顔に顕れている。 匿名さん2012/10/06 01:49
217 対して、亀田弁護人は笑みを満面に浮かべている。・・・・・佐山治は、強盗殺人罪で起訴された。強盗殺人罪とは、被害者の殺害前に財物(金、貴重品)奪取の意思が生じていたことが必要なのだ。財物奪取の意思→被害者を殺害→財物奪取。この流れである。これを検察は立証しなければならない。他方、仮にだが、犯人が被害者を殺害して初めて財物を盗もうと考えたとする。この場合は、強盗殺人罪は成立しない。成立するのは、殺人罪及び窃盗罪である(但し、窃盗罪については条件を満たした場合のみ。)。 匿名さん2012/10/06 01:49