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鶯谷ラブフェアリー☆1
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とりあえず作っとく。
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国内各地で、将来を見据えたインフラの整備事業が進んでいる。山では迫り来る自然災害に備え、都市では国際競争に打ち勝てるような力を高め、地方では人を呼び集めてにぎわいを生み出す――。このように現状の社会的課題を高度に解決し、新しい日本を構築しようという事業は少なくない。連載「日本大改造」では、今後のインフラ整備の指針となりそうな事業に着目し、日本の社会基盤を人知れず支える現場の実像に迫る。第2回は、洪水対策のために国内最大級の水路トンネルを建設中の鹿野川ダムを取り上げる。
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愛媛県大洲市にある鹿野川ダムで、最大で毎秒1000m3(立方メートル)の水を流せる国内最大級の水路トンネルを建設している。内径11.5m、長さ457mのトンネルで、堤体(ダム本体)右岸を通って、ダム湖と下流側をバイパスする。既設ダムに「トンネル洪水吐き」を新設する国内初の工事だ。
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同ダムのある肱川流域では、この10年で3度の床上浸水を伴う洪水被害が発生。国土交通省は河川整備計画に基づき、従来1650万m3だった洪水調節容量を約1.4倍の2390万m3へ増やす。427億円を投じ、2016年度の完成を目指している。
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工事を発注する国交省山鳥坂ダム工事事務所の三宅和志副所長は、次のように話す。「堤体のかさ上げで貯水容量を増やすのではなく、現在の容量配分を見直した。予備放流水位を4.7m下げるので、新たな洪水吐きが必要になった」。
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国内各地で、将来を見据えたインフラの整備事業が進んでいる。山では迫り来る自然災害に備え、都市では国際競争に打ち勝てるような力を高め、地方では人を呼び集めてにぎわいを生み出す――。このように現状の社会的課題を高度に解決し、新しい日本を構築しようという事業は少なくない。連載「日本大改造」では、今後のインフラ整備の指針となりそうな事業に着目し、日本の社会基盤を人知れず支える現場の実像に迫る。第1回は、大阪「通天閣」の免震改修工事を取り上げる。
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高さ100mの展望塔「通天閣」は、飲食店がひしめき、人通りが絶えない大阪市浪速区の繁華街「新世界」に建つ。1956年に完成した現在の塔を、竹中工務店が免震改修する。展望塔の免震改修は世界で初めての取り組みだ。
同改修は2014年10月に着工、2015年6月に完成する予定だ。事業費は6億円で、工事中も営業を継続する。
塔の運営会社である通天閣観光は、2012年に新設時の施工者だった奥村組に耐震診断を依頼した。結果は、「阪神・淡路大震災級の直下型地震では倒壊しないものの、展望台を直接支える鉄骨がゆがむ可能性がある」という内容だった。
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この結果を受けて、同社は2013年8月、奥村組のほか飛島建設と竹中工務店の計3社を対象に、地震対策工事の技術提案と見積もりを募集。審査を大阪大学大学院の宮本裕司教授に依頼した。
奥村組と飛島建設は制震工法による改修工事を、竹中工務店は免震工法による改修工事をそれぞれ提案した。見積もりの金額は、奥村組と飛島建設では大差がなかったのに対し、竹中工務店は両社の約1.5倍に上った。
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それでも改修工事の発注先として竹中工務店を選んだ理由を、通天閣観光の高井隆光副社長は次のように語る。「地震発生時の来場者の安全・安心を考えると、揺れを抑える効果で勝る免震が良いと判断した」。
通天閣で採用する免震改修では、地震時の揺れの大きさが、耐震改修を行った場合に比べて約3分の1に減る見込みだ。
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通天閣観光が竹中工務店の免震提案を採用した理由は、揺れの低減効果だけではない。例えば、工事期間中に周辺に及ぼす影響を評価した。
耐震改修では上層部の展望台を支える鉄骨を大断面化したり、制震改修ではダンパーを取り付ける工事で高所作業を伴ったりする。これらは繁華街を行き交う通行人に不安を与える恐れがある。
文化財としての価値を重く見た点も高い評価を受けた。竹中工務店大阪本店設計部設計第4部門構造グループの松原由典副部長は、意匠面での配慮をこう振り返る。「提案では、登録有形文化財の建築物として、新設時の外観をできる限り維持することにも重点を置いた」。
耐震や制震による改修では、塔上部の外観が部材の大断面化や制震ダンパーの設置で変わってしまう。免震改修は、地上から10mの脚部の中ほどに免震装置を埋め込んで免震層とすれば、塔の上部には手を付けずに済む。
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通天閣は構造上、免震改修に向いていた。改修後の建物では、免震層より上の部分と下の部分における地震時の揺れが異なる。そのため、塔のような建物で免震層を設けると、その上部と下部を貫くエレベーターの昇降路が地震で大きな被害を受ける恐れがある。
ところが、通天閣では2階までのエレベーターを別棟に設けており、本体のエレベーターは2階よりも上にある。そのため、1階と2階の間に位置する脚部に免震層を加えれば、エレベーターの安全性を確保できる見込みとなった。
高井副社長は、「来場者に不評だったエレベーターの分断が、免震改修するうえでプラスになるとは思わなかった。世界初の技術による改修であることを一般の人にもアピールして集客に生かしたい」と意気込んでいる。
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