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プラトニックラブは-4
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019
あの時、あの人は何と言っていた?
私「体調が悪い。吐きそう。黒い闇…来ないで。手を握ってください…お願いします…。」
私は、意識がなくなっていった。
私が冷たくなり、呼吸が浅くなっていった。
あの人は、私を抱きながら、「未だ死ぬな。」と叫んでいた。
020
ケンゾウさんは、嫉妬心からの量を意図的に増やしてしまったのだと思う。
あの人に会う前に、意識がなくなることもあった。
あの人「また寝ている?」
私「挨拶…できなくてごめんなさい。助けて。頭が痛い。いや。貴方に会いたいから飲んだ。貴方のそばで死ねるならば、良い。貴方を誰よりも愛してる。」
あの人「なぜ飲んだ!吐き出せ!」
私「キーボード…守れましたか?私は、キーボードに負けた…。曲…作らないといけないのに、目が開かない。怖い…いや。」
あの人「ずっと抱きしめているから、安心して。」
私は、また深い眠りについた。
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私が息をしていない時があったようだ。
あの人「きちんと聞きなさい。冷たくなって、呼吸していない時間が何分もあった。君は、何もなくても検査を受けるべきだ。」
022
あの時、私は…。
私「私は、死ぬのでしょうか。」
あの人「まだ大丈夫だと思う。」
私「泉が授業中に言っている社会人の彼女とは、私のことでしょうか?」
あの人「違う。」
私「殺されるならば、貴方が良い。」
あの人「君を殺さない。」
私「お腹?子宮から流れて、呼吸が止まって、顔色が青くなったのは、私のこと?」
私は、震えてしまった。
私「手を握っていただけませんか?私じゃない。あの記憶は、私じゃない。」
私は、泣き出してしまった。
私「死ぬ前に、貴方に会えて良かった。」
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あの人「キスして良いですか?」
私「はい…。」
あの人から抱きしめられ、泣いてしまった。
私「幸せです…。」
あの人「なぜ涙?」
私「ごめんなさい。貴方を好きだから、嬉しくて。泣き顔は、貴方には見せたくない。幸せです。」
あの人「愛している…。」
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私「貴方はモテるから、いや。私だけを抱いていて。」
あの人「君以外、愛せない。愛さない。」
私「幸せ…です。」
私は、抱かれながら泣いてしまった。
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そかそか
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今でもあの人のことを愛してる。
027
出会いたくなかった…。
私は、あの人に言った。
「貴方に出会いたくなかった。私は、男性を好きになってはいけない。心を閉ざしたままにしたいの。」
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私「勉強、音楽、書道は、努力すれば、それなりに自分に返ってくる。けど、男性を好きになる…。嫌なの。自分が嫌。勉強できなくなる。心に入らないで。」
あの人は抱きしめていた。
私「貴方を独り占めしたくなる。貴方にだけは、泣き顔も、寝顔も、裸も見られたくない。」
私は、泣いてしまった。
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