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ウクライナ大統領 ゼレンスキーとは何者なのか-14
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「祖国防衛は義務」 ゼレンスキー氏、出国求める請願に否定的な見解
ロシアの軍事侵攻を受けたウクライナで18〜60歳の男性の出国が原則禁じられていることを巡り、ゼレンスキー大統領は6月10日、出国禁止の解除を求める請願に対し、否定的な回答を示した。「祖国の防衛は市民の義務だ」などとしている。
朝日新聞
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🌐世界史寸評
🔥ウクライナ戦争への新たな見方
南塚信吾
セルビア在住の旧友= 👨🏫山崎洋氏が開口一番話したのは、『★日本のマスコミなどでのウクライナ情報がアメリカ一辺倒だ』ということであった。『★ウクライナのゼレンスキーを英雄視』し、『★プーチンを一方的に悪者扱いしている』のは、驚きであるという。セルビアなどではもう少し是々非々の見方をしているというのである。
山崎氏によれば、ウクライナ戦争は表面に現れた事象であり、実質的にはロシアとアメリカの第三次世界大戦だという。2004年の「オレンジ革命」や2014年の「🌀マイダン革命」は、たんにウクライナ国民の民主化要求の表れと見るのではなく、『🔍そこへのアメリカの介入を見るべき』である。
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これに類する議論は、👨🏫寺島氏や👨🏫下斗米氏も行っている。
とくに「🌀マイダン革命」が問題になる。寺島氏は、アメリカの一貫した戦略の中で、今回の戦争は起きているのであり、2014年の「マイダン革命」は『★アメリカの仕掛けたクーデターであった』という。のちに🔸オバマ元大統領も認めているとおりである。🔸ヌーランド前国務次官補も、アメリカが40億ドルも投じてきたと発言している。そしてその指令は当時の🔸バイデン副大統領だったと、寺島氏は強調している。
下斗米氏はアメリカの一貫した狙いを明らかにしている。マイダン革命は、「米国と親NATO勢力が使嗾した」、「クーデターまがいのマイダン革命」と位置付けている。『★💀100人以上の死者を出した狙撃事件』についても、「(米側の依頼を受けた)ジョージア系スナイパー部隊」のやったことではないかと示唆している。
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山崎氏は、「NATOの東方拡大」について、こう指摘する。
ロシアは、侵攻に先立ち、アメリカ政府に対し、『★「NATOの東方拡大の停止」を文書で約することを求めた』が、『★アメリカは拒否』した。バイデンが「イエス」と答えれば、戦争はなかったのではないかと。こう簡単ではなかったとは思われるが、「NATOの東方拡大」についての交渉の経過や、そこでの妥協の余地などについては、下斗米氏が詳細に検討して、🔸クリントン政権に始まり、🔸ブッシュJr.政権、🔸オバマ政権が一貫して「東方拡大」を追求してきたことを明らかにしている。
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山崎氏は、ウクライナ内部での「👽ネオ・ナチ」の力に注目している。
ウクライナでナチス時代の記章やスローガンが見られるようになるのは、2014年の「🌀マイダン革命」と呼ばれるクーデターの時からだという。「★アゾフ大隊」などがそうだ。ネオ・ナチは、運動の暴力的な性格から、數に比して社会に与える影響が大きいというのである。
そして、2015年のミンスク議定書は、過激派の準軍事組織とアメリカの反対によって、実現しなかったし、ゼレンスキーは和平を公約して当選し、就任後すぐにドンバスへ視察に赴いたが、過激派の武装集団に追い返され、対話はできなかったというように、過激派=ネオ・ナチの役割を強調した。
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「👽ネオ・ナチ」については、寺島氏も、ネオ・ナチの「★アゾフ大隊」などは2014年から登場したとしている。下斗米氏も、2014年の「🌀マイダン革命」において、「民族急進派やネオ・ナチ勢力」が武力行使をして、親露派政権を倒したとしている。また、就任当初は和平を目指したゼレンスキーがNATO加盟に舵を切ったのも、「民族右派やネオ・ナチの圧力」があったのだという。
山崎氏は、東部ドンバスの問題に特に注目していた。いわく、2014年以後のドンバスでは、『★ロシア語が公用語の地位を奪われ』、人口の2割を占めるロシア人は無権利状態に置かれたと感じ、ドンバスのロシア系住民の反乱がおこった。ドンバスへのウクライナの攻撃は計画的であり、過激派集団によるものであり、その際、ドンバスでウクライナ軍と戦っていたのは軍人ではなく炭鉱労働者であったとしている。
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下斗米氏は、「🌀マイダン革命」後、新政権が、『★ロシア語を公共圏から締め出した』ため、『★ウクライナ語が強制され』、ロシア語話者が多い東部ドンバスの二州では親ロ派による武装反乱がおこったこと、また極右派の政権入りに、東部ロシア語話者地域の住民が猛反発して、一部は武装反乱に及んだことを指摘している。
アメリカにとってかつてのユーゴ紛争は今回のウクライナ戦争の「演習場」だったのだと考えている。
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🔸森喜朗元首相が、「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのは、どういうことか。★ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」と発言し、ロシアのウクライナ侵攻に関する報道に関しても「★日本のマスコミは一方に偏る。西側の報道に動かされてしまっている。欧州や米国の報道のみを使っている感じがしてならない」と指摘したと報じられている。
これはさっそく批判されているが、今回の山崎氏の話からすれば、的外れではないことになる。山崎氏の発言は欧米一辺倒の見方をただすきっかけになるかもしれない。
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(´・ω・`)メディアの報道を鵜呑みにし、自分の頭で考えないから日本人は馬鹿になる。あれは「報道」ではなくて「宣伝」だ。アメリカが主導してる「広告」なんだよ。何で解からないんだろうな…
ウクライナ侵攻の原因はアメリカが仕掛けた2014年のマイダン・クーデターにある。虐げられた親ロシア派住民の気持ちも考えるべき。もしアメリカの統治下で日本語を奪われたら…考えた事があるのだろうか。いきなり日本語を禁止され英語を強要されたらどう思うのか。親ロシア派住民は親米派傀儡政権に言語を奪われたのだ。NATO東進もそうだが、侵攻の「口実」ではなく「事実」である。
「ネオ・ナチ」とも称される「アゾフ大隊(連隊)」は極めて狂暴で残虐な集団だ。彼らを美化する日本の報道は間違ってる。
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🔥政変から1年
👊💢露主要メディア「暴力クーデター」「経済破綻招いた」
産経ニュース(2015/2/24)
政権崩壊につながったウクライナの首都キエフでの大規模デモが「🌀マイダン」(広場の意)と通称されているのにちなみ、ロシアでは政権派著名人の呼びかける「反マイダン」なる運動体が発足。21日にクレムリン近くで行われた旗揚げイベントには全国から3万人以上が動員され、テレビ各局で大々的に報じられた。
「★大流血をもたらしたマイダンを忘れない、許さない」。主催者らは集会でこう叫び、「ファシスト」による『★政変には米国が関与している』とし、「米大使館の支援を受け、国を揺るがそうとする反乱分子に対抗せねばならない。ロシアでマイダンはあり得ない」と気勢を上げた。
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🌌ロシアとウクライナが「こじれた」複雑すぎる経緯
🤔💬歴史で紐解く「ウクライナは民族国家なのか」
東洋経済オンライン
(前略)ウクライナは、2014年の『🌀「マイダン」のクーデター』で、ロシアと対立する資産家🔸ポロシェンコが、大統領🔸ヤヌコヴィッチをロシアに追放し、『🗽親米政権を創る』。ここからウクライナ問題が起こる。ロシアは東部に軍隊を送り、その結果、ウクライナの中にロシアに近いルガンスク共和国とドネツク共和国が生まれたが、これをウクライナも西側も国として承認していない。一方クリミアは、ロシアに編入された。
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