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ウクライナ大統領 ゼレンスキーとは何者なのか-14
「祖国防衛は義務」 ゼレンスキー氏、出国求める請願に否定的な見解
ロシアの軍事侵攻を受けたウクライナで18〜60歳の男性の出国が原則禁じられていることを巡り、ゼレンスキー大統領は6月10日、出国禁止の解除を求める請願に対し、否定的な回答を示した。「祖国の防衛は市民の義務だ」などとしている。
朝日新聞
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📝ウクライナにとって不幸なことは、エネルギー資源を含め最も豊かなのが、この東部であることである。だからウクライナはこれらの地域の分離独立を認めることはできない。こうした問題は、何もウクライナだけではない。ボスニア・ヘルツェゴビナの北にあるスルプスカヤ共和国も同じような状態が続き、ユーゴでの紛争を長期化させた。要するに近代国民国家の独立には、認められるものと認められないものがあるということだ。
ここに当然、大国が介入する余地がある。『★ウクライナがNATOに入るとなると、ロシアはNATOに包囲されることになる』。ウクライナにとって不幸なのは、地理的問題だ。ウクライナは今のロシアにとってNATOとの緩衝地帯である。
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🌌ウクライナ・ナチスの系譜と現状
😈🗽米国がしかけたマイダン・クーデターがもたらしたもの
ジャーナリスト・乗松聡子
いま私たちが目撃しているウクライナ戦争は一言で言えば、2010年に民主的に選ばれた🔸ヤヌコビッチ政権が、14年2月、当時の米国🔸オバマ政権が介入して起こした「🌀マイダン・クーデター」によって転覆され、
米国の傀儡政権に取って代わられて以降、ウクライナ政府軍が東部ドンバス(ドネツク、ルガンスク)のロシア系住民に対し攻撃を開始し、8年間続いてきた内戦である。
ドンバスの住民が、米国をバックとした自国の政府軍から
『★ロシア協力者との嫌疑をかけられ逮捕、拷問、虐殺される様』は、かつて韓国済州島で起きた「4.3事件」に構造が似ている。この戦争に今年の2月24日からロシアが、ドンバスの人々を救援する事も一つの目的として参入した。
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西側メディアが宣伝するような、『★「プーチン大統領の帝国的野心による侵略戦争が2月24日に突然始まった」というストーリー』とは全く異なる歴史的背景と史実を踏まえてこそ、私たちはこの戦争を終結させるための言論と行動を起こせると信ずる。
ウクライナ戦争においては、ゼレンスキー大統領などウクライナ当局者が言うこと、つまり『★ウクライナ側の「大本営発表」をそのまま事実であるかのように「報道」する西側メディア』が大半である。もちろんロシア側の報道も「大本営発表」であろう。
しかし西側メディアは、『★ウクライナや西側政府の発表は無検証で「事実」のように報道』し、『★ロシア側の情報はすべて「プロパガンダ」であるか、または不当な主張として報道』するのが常である。その国の報道機関が、戦争の片方の発表をただ伝書鳩のように伝えるだけになったとき、その国はその戦争に参加しているのである。
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それで視聴者の頭の中には「★西側=すべて正しい;★ロシア=すべてが悪(嘘)」という構図が出来上がり、それが日々強化される(つまり、洗脳)
これはロシアだけではなく中国、朝鮮民主主義人民共和国、イラン、シリア、キューバ、ベネズエラなど、米国に服従しないせいで米国から敵対視されている国々についての西側報道に共通する。
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一つの典型例を挙げる。
TBSの4月12日放映の「Nスタ」のダイジェストをYouTubeの「TBS News DIG」で見ていたら、「ロシア軍“有害物質”使用か」という見出しのニュースで、米国国防総省の🔸カービー報道官が12日の記者会見で「(マリウポリで)化学物質を混ぜた催涙ガスを含む様々な暴動鎮圧剤を使う可能性について」指摘したとし、そこで「化学兵器の使用が確認されればロシア侵攻開始以降初めて」とのテロップが流れた。起こってもいないことを仮定で「起これば初めて」とまで言うのは、起こってほしいのかと思ってしまう。
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次にはなんと👽ネオナチの★アゾフ大隊のツイッターを画面に出し「ロシア軍がマリウポリで不明の有毒物質を無人機から投下」と報じ、アゾフの創設者である🔸アンドリー・ビレツキー氏の「3人に明らかな化学兵器特有の症状が出ている」という言葉まで引用した。『★アゾフが何か言うだけで「明らかにした」とまで報じてしまう』のである。
挙げ句の果てに、キャスターは「情報の真偽や信憑性はわからないことも多くあるわけですけど、プーチン大統領としては手段を選ばない、虐殺・テロのような状況が続いています」と締めくくった。言いながらうつむき加減になり、目をパチパチまばたきさせるボディラングエッジが象徴的だった。ジャーナリストとして恥ずべき発言をしていることが内心わかっているのかもしれない。
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「情報の真偽や信憑性はわからない」ことを認めておきながら『★最後にプーチン大統領に虐殺者、テロリストのレッテルを貼って終わらせる』、『★これが日本メディアの手口』なのである。
「ロシアが化学兵器を使う」という言説は忘れた頃に繰り返し出てくるが、西側の「期待」に反し、そのようなことは確認されていない。
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「★ブチャ虐殺」という、
🏢国連の現地調査団も💀約50人の死者を確認していながら『★加害者を特定していない事件が、西側ではロシアがやったと決めつけられている』のも同様である。
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「😈アゾフ大隊」とは何か。
マイダン・クーデター後、移民やロマ族に暴力を振るうような👽ネオナチグループを母体として誕生した。出資者はウクライナの巨大オリガルヒの🔸コロモイスキー氏である。
「ゼレンスキー大統領が◎ユダヤ人だからウクライナがネオナチのはずはない」という言説があるが、ネオナチ集団に出資したコロモイスキー氏も◎ユダヤ人だし、ゼレンスキー氏をコメディアン俳優として、そして政治家として後押ししてきた人物でもある。
ネオナチを投入して暴徒化させたマイダン・クーデターを事実上指揮した🔸ビクトリア・ヌーランド米国国務省次官補(当時)も◎ユダヤ系である。ユダヤ人が中心の国で『★米国と一体化している🔹イスラエルはウクライナ軍事支援国の一つ』であり、今回のロシア侵攻以降の戦闘でもアゾフ大隊がイスラエルの兵器を使う場面が記録されている。
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「😈アゾフ大隊」は、
ドンバスへの攻撃で「活躍」した、アイダー大隊、「ライト・セクター」などと並ぶ👽ネオナチ武装集団である。
『★民間施設襲撃・占領、略奪、恣意的拘束、拷問、性暴力など戦争犯罪を多数働いたことも人権団体や国連の報告書で記録されている』。
ロシア人を人間以下と見なす極端なナチス思想に駆られた人間が武装して自分たちの住んでいる場所を闊歩しているというだけで、ドンバスの人々にとってはどれだけ恐怖であっただろう。
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