049 坂本が「(小川は)いい投手だし、チャンスは少ないかもしれないけど、一打席一打席、集中していきたい」と言うように、接戦になることは必至で、得点機は限られるはず。ならば、22年前の篠塚氏のように、失投を確実に仕留められるかが、勝敗を分ける大きなポイントになる。坂本は今季、小川に14打数1安打と封じられているが、その1安打は左翼への決勝2ラン(5月15日、東京D)。さらに、ここまでチームトップとなる15度の決勝打を放っているように、ここぞの場面ではいつも勝負強さを見せてきた。 10年8月31日、金沢でのヤクルト戦。本人は「よく覚えてませんよ」と笑うが、先頭打者アーチを放った。2日の試合には、篠塚氏が解説で球場を訪れる予定。もちろん、快勝することに越したことはないが、石川県立でのG戦は過去12戦4勝7敗1分けで現在2連敗中。相性が良くない球場なら“伝説”の再現も大いにあり得る。 匿名さん2015/09/02 20:49
050 節目の一発を弾丸ライナーで突き刺しても、ニコリとも笑わなかった。坂本は淡々とダイヤモンドを回った。 「自分のミスが点につながってしまったので、何とか打ちたかった」 初回1死一塁、小川から8月6日のヤクルト戦(神宮)以来となる左越え10号2ラン。初回の守備で失点につながった失策を帳消しにし、プロ3年目となる09年から7年連続2ケタ本塁打をマークした。巨人のショートで7年連続の2ケタアーチは最長。7度目の10発は広岡達朗、二岡智宏に並び最多タイとなった。 前日1日まで勝利打点はチームトップの15で、チームは62勝。この日の試合前、およそ4分の1の勝利を自分のバットで挙げていたことを報道陣から伝え聞いたが、意に介さなかった。「それをもっと普通のことにしないといけないんです」。状況に応じてチーム打撃に徹することもあるが、理想のバッティングは試合を決める決勝打。全試合V打を目指して、勝負強さを持続させている。 匿名さん2015/09/03 21:24
051 背番号6の先輩で、93年に同じ金沢での同カードでサヨナラ弾を放った、OBの篠塚和典氏(58)をほうふつとさせるメモリアル弾を放った。「なかなか来ることができない球場で、いい打撃を見せられて良かったです」。10年8月31日、金沢での同カードでも先頭打者アーチを放っていた。坂本がこの日の試合前、グラウンドに姿を現すと「カッコイイ〜」と叫び、涙する女性ファンも出現。6回先頭からは左前にはじき返しマルチ安打として、金沢のG党を喜ばせた。 運動量の多い遊撃のポジションを務めながらも、ホームランには人一倍のこだわりがある。球団のショートで、最長となる連続2ケタ本塁打にも「そこはもっともっとやれると思って、頑張っていきたいです」と言い切った。一発を量産するパンチ力に、勝負強さを兼ね備えた3番打者のバットが、リーグ4連覇のカギを握る。 匿名さん2015/09/03 21:24
052 巨人の坂本勇人内野手(26)が3日、リーグ4連覇にかける胸中を激白した。残り20試合とシーズンは佳境に入ったが「優勝しかない」と3位からの逆転Vを宣言。4日からDeNA3連戦(横浜)。絶好調の3番打者が打線をけん引し、王貞治、長嶋茂雄のONが中心となって達成したV9以来となるチーム4度目のV4に突き進む。 決意に満ちた表情だった。東京行きの新幹線を待つ金沢駅のホーム。坂本の視線は、4日からのDeNA3連戦(横浜)に向けられていた。 「ここからは一試合一試合、ひとつのミスが命取りになる。優勝するためにベテランから若手まで全員が一丸となって、しっかりと戦っていきたい」 シーズンは残り20試合で巨人は3位につける。前半戦からセ・リーグは史上まれに見る大混戦となっており、優勝争いは10月までもつれる可能性も高い。ONを擁して達成したV9(1965〜73年)以来のリーグ4連覇へ、強い決意で戦っていく。 匿名さん2015/09/04 22:29
053 「自分でも、ここまでどのチームもゲーム差がないシーズンというのは経験したことがない。どのチームにもチャンスはあると思うし、逆に言うと最後まで本当にどうなるかは分からない。ここまで来たら『優勝しかない』という強い気持ちを持って、最後まで諦めずにやっていく」 2日のヤクルト戦(金沢)では、初回に小川から左越え10号2ランを放ち、巨人の遊撃手で最多タイとなる7度目の2ケタ本塁打を達成。4試合連続ヒット中で、最近5試合では打率4割2分1厘と打撃は右肩上がりだ。 「状態は少しずつ良くなってきている。ずっとピッチャー陣に頑張ってもらっているので、少しでも援護できるようにしたい」 勝利打点はすでに昨季を上回る自身最多、チームトップとなる15度をマーク。得点圏打率3割2分2厘とチャンスに強い。 「チームとして見てもタイムリーが出ていなかったり、得点できなかったりとみんなずっと悔しい思いをしてきた。いいところで回ってきたら、積極的に思い切り、自分で試合を決めてやろうというぐらいの気持ちでやっていく」 匿名さん2015/09/04 22:30
054 今季は阿部からその座を受け継いだ“キャプテン元年”。遊撃の守備ではマウンドの高木勇、田口、ベンチではドラフト1位ルーキーの岡本ら後輩に声をかけるシーンも目立つ。 「周りを見てプレーすることは今までも意識してやってきたこと。気が付いたことがあったら、年下の子たちにはどんどん言うようにしている」 休養日のこの日、帰京したナイン。坂本は体のケアなど静養に充てた。 「まずはあした、DeNAとの初戦にしっかりと勝って、勢いに乗っていきたい」 シーズン佳境で最高のプレーを見せ、最高のフィナーレを飾る。 匿名さん2015/09/04 22:31
056 巨人・坂本勇人内野手(26)が9日、セ・パ両リーグが制定する「スカパー! サヨナラ賞」の8月度を受賞した。坂本は8月1日の中日戦(東京D)、1点を追う9回1死満塁から左中間へ、逆転サヨナラ二塁打。通算7度目のサヨナラ打で初受賞となり「選んで頂いて感謝しています」と笑顔を見せた。 同賞は、月間を通じてインパクトあるサヨナラ打を放った選手を表彰するもので、パ・リーグは、同11日のオリックス戦(ヤフオクD)で逆転サヨナラ3ランをマークしたソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)が受賞。両選手にはトロフィーと賞金30万円が贈られる。 匿名さん2015/09/09 20:44
058 巨人の坂本勇人内野手(26)が10日、11月に日本と台湾で初開催される国際大会「プレミア12」へ向けた野球日本代表・侍ジャパンの1次登録選手に選出された。この日、1次ロースター45人が発表され、巨人から菅野、沢村とともにメンバー入り。「光栄です。最終メンバーに選んで頂けるように精いっぱい頑張り、日本代表としてしっかり貢献できるようにしたいです」と力を込めた。今後は10月上旬に最終メンバー28人が絞り込まれ、11月5、6日にプエルトリコ代表と強化試合(ヤフオクD)を行う。 匿名さん2015/09/10 19:09