大阪公立大学、青酸カリなど紛失 160~250人分の致死量
大阪公立大学は16日、記者会見を開き、今月2日に杉本キャンパス(大阪市住吉区)にある大学院の工学研究科研究室の保管庫から、毒物のシアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウム、それぞれ25グラムが紛失していることがわかったと発表しました。大阪公立大学の櫻木弘之副学長は会見で「多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。
大学によりますと、シアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウムは、いずれも成人の致死量が200ミリグラムから300ミリグラムで、計50グラムは160人分から250人分の致死量に相当するということです。
大学によりますと、シアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウムは、いずれも成人の致死量が200ミリグラムから300ミリグラムで、計50グラムは160人分から250人分の致死量に相当するということです。