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プラトニックラブは-4
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藤井先生「なぜ僕が、わざわざ君の名前を聞いたと思う?」
私「たまたま…それはありがたいことに、貴方からお聞きしました。」
藤井先生「小山駅から見ていた。君はCDを聞いていた。英語の勉強をしていた。」
私「えっ。それはTOEICの…聞き取り…なぜご存知でしたか。お声をかけてくだされば…。」
藤井先生「声をかけても良かったが、君はそれまででしょう?」
私「はい…。」
藤井先生「名前を聞かなくてはいけない。どうしたらいいかと考えた。君は英字新聞まで読んでいたから、わざと試した。」
私は、先生の顔を見つめた。
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藤井先生「僕を軽蔑した?」
私「しないわ。」
藤井先生「君は、僕の授業にいた。だから、必ず聞かないとと思って試した。」
私「私が解けなかったら、どうなさっていましたか?」
藤井先生「わざと解けないように難問を出した。二問あったよね?」
私「はい。一問目に私が当たりました。皆さん、僕、私でなくて良かったと言われました。一問目を答えました。」
藤井先生「二問答えさせても良かったが、公平を保つ為に、後ろの二人を指した。案の定、解けなかった。君は、知らない人なのに、単語を教えたり、約を小さく言っていた。僕は、もう一度、君を当て、流石だと言った。君を一層、好きになった。」
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訂正 訳
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私「先生のことが好きや尊敬しているでは、貴方は不満ですか?」
藤井先生「違う。君は嘘をつく子じゃないことを知っている。」
私「なぜ…。」
藤井先生「僕と君が一緒に歩いていたら、周りが僕を責めるのはわかる。」
私「先生、貴方を責める人は誰もいないわ。例えいたとしても、気にしなくて良い。私が、貴方とずっといたいって思っているの。」
藤井先生「君…どうして?」
私「貴方は、僕は外見がとか、うまくないって言っていますが、貴方をそのように言う人を私は、軽蔑するわ。貴方は、心が綺麗です。」
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藤井先生「なぜ。」
私「私も、高校の時、同級生の女子から言われていた。ブスは調子に乗るなとか、勉強も大してできないとか。辛くて、勉強まで支障が出て、理系いや医学部クラスをやめた。学費が高いもそうだけど、後一年も一緒にいたくなかった。だから、大学に入ってから、顔見知りがいなくてホッとした。また繰り返しになりたくなかったから、一人でいた。先生、一生の友は、外見などで判断しないです。貴方が元気になれるよう私は願っている。」
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私「貴方が、誰かに暴言をしているのを見たことがないから、私は話せます。人の言葉の裏を読むのは、疲れるの。先生は言われた辛さをわかっている人。先生、好きです。」
藤井先生は、声に出して泣かれていた。
私「泣かないで。」
藤井先生「ありがとう…。もっと早く君に会いたかった。早稲田時代に君に会いたかった。」
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藤井先生は、脅されたのだと思う…。
針生先生は、私とすれ違う度に、頻繁に生理のことを聞いてきた。
私「あの…。男性の先生に、生理のことを言うのは…。」
針生先生「お母様が、聞かないからだ。」
私「先生…。研究室で突然、生理になった時、吐き気、お腹が痛くて、大量の出血でした。私、死んでしまうのかと思った。あんなに痛いのは、初めて。」
針生先生「それは…貴女の為だ。」
私は、下を向いてしまった。
私「先生まで、元気な赤ちゃんを私に産んで欲しいのでしょうか。私、産めないかもしれない。今のままでは…。」
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私「今のままでは産めない…。藤井先生に言えなかった。ごめんなさいって。私は、女性じゃないのって言えなかった。」
針生先生「僕は、藤井先生とは違う!僕がどんなに貴女のことを考えいるのか、貴女はわからないのですか?」
私「違う。授業中に、貴方は、しなくてもいいけど、時々、して欲しいでしたよね。私が、貴方の子供を産めなくても、できますか?」
針生先生「できます。」
私は、泣いてしまった。
私「ありがとうございます…。子供ができても下ろさないで欲しいとか、避妊具を持っていないのかと聞かれ、私…どうしたらいいかわからなくなってしまいました。返答に戸惑っていたら、胸や身体を触られました。私、その後…?私、また記憶がない。なぜ?」
私は、頭を抱え、混乱していた。
針生先生「思い出してはダメだ。」
私「貴方が付き合った女性が、貴方の優しさが嫌だと言ったのは、わかる。私は、彼女のように去れない。もっと貴方を好きなって、独占したくなるのに…。優しくしないで。」
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私「他の女性にも優しくしないで!」
私は、下腹部が痛くなった。
私「またお腹が痛い。どうして?」
針生先生「研究室に入りなさい。休まれますか?」
私は、手を引かれ、入り、ホットミルクを飲んだ。
私「先生、授業はありますか?休んではダメです。」
針生先生「お留守番をしてくれますか?誰かが来ても、開けなくて良いです。トイレに行く時だけ開けて、後は閉めてください。」
私「今からトイレに行き、必ず戻って来ます。」
私は、鍵を閉められ、研究室にいた。
私は、英語のCDを聞いたり、音楽を聴いていた。
私「いや。また頭痛…。力が入らない。やめて!先生、そばにいて。」
私は、自分の手にシャーペンを突き刺し、起きようとしたら、意識を失って倒れた。
針生先生の足音が耳元で聞こえた。
針生先生「時間通り…。静かにおやすみ。」
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私は、目が覚めた。
私「ここは?」
針生先生「お疲れのようでしたので、休んでいただきました。お留守番がお上手ですね。」
私「また寝てしまった?私…?」
針生先生「良いのですよ。手の甲をどうなさいました?」
私「力が抜けていって、貴方にご迷惑をおかけできないから、手を刺して、起きようとしました。授業には間に合いましたか?」
針生先生「はい。途中、抜けましたが、すぐ戻りました。」
私「よかったです。」
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