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プラトニックラブは-5
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😱
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川崎さん「だから、山崎さん。他の人が、一人でいて、可愛そうだよって言ったら、怒鳴って、聞いたのか?どっちを信じるのかだって。皆んなわからなくて、いじめたのは、山崎さんになったよ。」
私「亜紀ちゃんは、クラスが同じで、近くて仲良くさせていただいていて。山崎さんを信じると思うと一人が良いなとか、失いたく無いなって。」
川崎さん「大丈夫だよ。あの人最悪。」
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担任「君を見ると、悪夢を思い出す。」
私「ごめんなさい。」
担任「違う。あの時、君に辛くあたっていたこと。どうしたらよかったのかと君を見ると思い出す。」
私「きちんと来たこと。それが良かったのです。担任でよかったですよ。」
担任「ありがとう。小針先生も、ありがとう。」
私「また必ず会えるから、先生、私が歩いていたら、声をかけてくださいね。」
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先生は、頷き、泣いていた。
私「先生、笑顔でね!大丈夫ですよ。」
私と川崎さんは、手を振り、校門から出た。
川崎さんは、怒りながら、黙っていた。
私「どうしたの?あっ。山崎さんのこと?私を軽蔑したの。ごめんね。」
川崎さん「山崎さんじゃ無いの。絶対違う。あの担任は、見る目が違う。何あれ。私の思い過ごしじゃなかった?紀江ちゃん、貴女はあの先生に呼ばれても、絶対に一人で行かないで。貴女のためにならない。」
私は、キョトンとして別れた。
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川崎さんは、担任に会ってから、私と距離を置くようになった。
私「私のことが、嫌いになった?ごめんね。」
川崎さん「違う。貴女が悪いわけじゃ無いの。絶対に違う。私ね、貴女の周りが怖いの。何で大人の男性たちが、貴女をそんな目で見ているのかわからなかった。気持ち悪くて。女子高に行った方が良い。信じられない。そう思う自分が、気持ち悪くて。」
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川崎さん「自分自身の問題だから、一人で学校に行かせて。親や兄にも、軽蔑された。おかしいって。」
私は、わからなくなって、一人で行っていた。周りで友達がいたので、お願いして一緒に行った。川崎さんは、戻ってきた。
川崎さん「一緒に行こう。一人で行っていたら、冷静になれた。ありがとう。」
私「ありがとう。嫌いになったのかと思って。」
私は、嬉しくて泣いてしまった。
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私「もう話してもらえないのかと思って。貴女のことは何も言っていないよ。ありがとう。他の人も一緒に行こう。」
川崎さん「ずっと心配だった。貴女が自分を責めたりするんじゃ無いかって。あの担任、自分の顔が悪いから、話せないんだろうね。参ったな。それだけの人間か。独り言よ。」
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川崎さん、私の運命を予想していたのだね。
川崎さん「一人で悩んでいたら、歩いて挨拶している貴女を兄が見て、何だよ!って納得していた。男性が見たら、納得するなんて。貴女は、女子高に必ず行った方が良い。小学生で、これか。参ったね。」
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川崎さん「あの担任のことは、貴女は忘れた方が良い。あの先生、貴女がくると、胸を押さえてなかった?」
私「うん?あったよ。たまたまピアノを弾いていたから、どうされましたか?ってお声かけしました。何でもないって何度も言っていました。」
川崎さん「言いたくないかもしれないけど、二人っきりになって、触られなかった?」
私「なかったと思う。いやあったかな。手が当たったことはあるよ。わざとかわからないけど…。」
川崎さん「手ぐらいで良かった。わかりやすい先生。だから、川口も貴女を目の敵にしても、意味がないだろう?やっとわかって、貴女側につこうとしたり、ミエミエなんだよ。」
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川崎さん「貴女が休むと元気がないなくて。それに気づいたのは、5月ごろ。私や名古屋さんは、すぐに気がついた。危険だと言っていた。川口や山崎は、気がつかなかった。その後、あの子が転校してきて、ぐちゃぐちゃになった…。貴女が休んでいる時、注目して欲しいって怒鳴っていて、だったら整形しろ!鈴木さんみたいにって。うちら引いたよ。」
私「初めて聞いた。普通、芸能人。」
川崎さん「だよね。田口さんや周りがあの子は、聞いたら誰にも相談しないで、抱えちゃう子だから、何も聞いていないって思って言わなかった。」
私「ありがとう。」
私は、ウルウルしてしまった。
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私「高熱を出して、休んで、また復帰したら、なんだ来ているんだ。色気付くな!って怒鳴っていて、名古屋さんと貴女は、気にしないって声をかけてくれたよね。私、ありがとうございますって伝えて、下を向いていた。あの時、あなた方には感謝している。」
川崎さん「違うよ。あの教師がおかしいから。どれだけ紀江さんといたいんだよ。」
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