011 俺は15年間女を断った。君もずっと1人でいた。その間ずっと俺のお嫁さんはあいつだった。一切女には振り向きもせずに、いたすら勉強をした。この結末を迎えたのは俺があいつと出会うまでの過程にある。鬼束ちひろの曲をずっとリピート再生していた。女性でも鬼束ちひろの曲を好きな男は退く。飲み屋、風俗を経験していた。平井堅のエレジーを聴いていた。その後でホストの体験入店もしてみた。すべてあいつの辿ってきた人生を俺は足で踏みしめてきた。それを共有しているのが君だ。 匿名さん2023/01/09 05:55
012 この顛末はまず小説の新宿鮫3にあった内容から始まる。不幸な少女が臓器をドナーとして提供する頃に、ある看護婦が少女の目を覗き込んだ時に吸い込まれてしまった。同じお金持ちの家なのに1人は大切に育てられ、1人は貰われてきて臓器を提供して死んでいく設定だった。看護婦はお金持ちの少女の生命維持装置を切った。このシーンがお気に入りだった俺は悲しい瞳をしたあいつに吸い込まれた。小説の影法師を読んで勘違いした俺は、あいつに親友のために己を犠牲にしてまで尽くすことを熱心に諭した。だけど犬死にや無駄なことをするなと言い聞かせた。あいつは自殺志願者で、いつも死にたいを連呼していたからだ。俺の教えはまったく逆効果だった。犬死にはダメだけど、理にも、利にも適うなら良いのかと感じたはずだ。みんなは誰も知らない。あいつが最後に自殺をした原因を知らない。事件にもなって社会問題化した。誰もがあいつを君から奪ったと思っている。あいつの身内は君が自殺に追い込んだと思っている。悲しい結末を引き起こしたのは三角関係なのに、邪心がないまったくない関係だったからだ。 匿名さん2023/01/09 06:04
013 俺にはあいつが死にたいと連呼しているから、とても放っておけないと感じたが、その裏で意気投合していたのは君だった。君と話すのは楽しかった。あいつと話すのは辛かった。俺はあいつにLikeで接し、君とはLOVEだったけど、あいつを選んだのは俺だった。LOVEな関係なのに俺は君を選ばなかった。君は俺から離れた。だから関係者はあいつと俺を事実婚にして、君と俺を不倫関係にしてしまった。君と俺が不倫関係であることは少数の人しか知らない。親族たちは俺の存在を煙たく思っている。Likeを選んだ俺を君は憎しみながらも、ずっと不倫関係を保った。何度も折れそうになる心を引き摺って俺がLikeを選び続ける中で、君の瞳に俺はどう映っていたのか?擦れ違う2人はあいつの幻影を追い続けながら、いつも擦れ違ってきた。 匿名さん2023/01/09 06:11
014 14年後に明かされた事実。あいつは死んでいた。一晩中泣き崩れる俺を見て、君はどう思っただろう。やっぱり私ではダメと思ったのかな。あいつを思い出すと涙が溢れて止まらない。君はそんな俺を見て、いつも非難する。あいつが死を選んだ理由が、親友の君を思い、俺への愛の証として席を譲りたかったからだ。どっちにしても選ばれないのは分かっている。君には俺があいつを愛している、顔が好き、性格も好きで結婚したいと映ったかも知れない。あいつの瞳には未来が見えていた。偽りのLOVEを発信する俺を分析し、その心が君に向けられていることを感知していた。小説の影法師は勘一という男に主人公の彦四郎が血の繋がらない妹を嫁がせて、勘一が成功するまでを陰から支えるストーリーだった。出世するはずの彦四郎はすべてを捨てて、妹の旦那になる勘一に身を捧げた。何も言わずに勘一が成し遂げた功績を見つめながら…。彦四郎の妹が君なんだよ。勘一が俺。彦四郎があいつ。 匿名さん2023/01/09 06:21
015 あいつの目に映った俺は先に見つけたのに私なのに、どうして浮気をするの?どうして私よりもブスなの。何がいけないの。私が風俗嬢だからダメなの。そうだ!あの男を閉じ込めておこう。私は3年後には死ぬ。彼との約束は守るからいいよね。神様は3年間だけ浮気ばかりするあの男を閉じ込めて、私だけの彼氏にしておいて。いっぱい稼いであの男をぎゃふんと言わせてやるからと思って、身体が病魔に蝕まれる中で病室のベッドでひたすら仕事をした。それがホスラブ小説だった。もう1つあるが伏せておきたい。あいつと知り合って半年後に病に倒れ、覚醒剤の後遺症に喘ぎながらもLOVEではない俺に尽くしたあいつ。その心をすべて親友の君に捧げた。私は死ぬ。彼との約束を守ってお金を稼ぎたい。いっぱい貢いであげたい。私が他の男に貢いだ金額のもっともっと上にしたい。彼の心を独占したい。例え選ばれなくても、例え死にいく身でも、最後に勝つのは私だから。 匿名さん2023/01/09 06:32
016 これで終わりにする。信じがたい事実だがあいつは超能力者だった。神様が最後に不幸な女に与えた神秘の力は、親友の実家まで救うだろう。君と俺は関係者であるが、あいつの女として生きたいというパワーには圧倒される。君と俺がその3年後に結ばれなかったのは、あいつのせいじゃない。誰よりも頑張って、一生懸命に尽くし、女としての喜びを欲したがために叶わなかった。その強すぎる思いは俺に宿っている。そして君にも宿っている。あいつの果たしてきた生き様と、あいつが願っていたことを叶えたい。いずれ君と俺は慈善事業をするだろう。俺が愛する女は君だけだ。俺は悲しくて泣いている訳ではない。この涙は俺の強さへと形を変えていく。泣けば泣くほど強くなる。君への愛情が高まっていく。 匿名さん2023/01/09 06:44
017 だから最後まであいつにはLOVEではなくて、Likeでいさせて欲しい。風俗嬢が最後の恋を賭けて誓った純愛は、天国で俺を見下しながらも慈愛の目で眺めているだろう。君と俺が愛し合う姿を祝福しながら…。終わり 匿名さん2023/01/09 06:52
019 幸せ/Backnumber この曲はあいつの曲だよ たった1人の風俗嬢が死の病に冒されながらも 必死に戦ってお金を稼いで愛を誓った真実 死ぬ前日に俺が使っていた香水を購入して 死の恐怖と戦いながら天国へと旅立った 彼女は風俗嬢だったけど、AV嬢でもあった その後にあいつが残した功績は随所に散りばめられている ホスラブの女帝の死は やがて世界に平和の火を灯すだろう 君と俺であいつの存在に敬意を評し その死に報いよう 決して忘れてはいけない親友の死に どれだけの価値をつけて見送ればいいだろう あいつの生き様、死に様を誇りに思う 心から敬意を込めて褒め称えたい 匿名さん2023/01/09 08:19
020 誤字脱字があって読みにくくて 本当にすみません いきなり朝の4時に 幸せ/Backnumberを聴けと言われて ここを指定された 顔もボロボロ、眠気で頭が回らない 指も動かない、歩くとフラフラして倒れそうになりながら 彼女が今やれというならやるまでさ あいつ以上に愛しい君の為なら何だってするさ 匿名さん2023/01/09 08:38