000
プラトニックラブは-4
+本文表示
800
英語の授業。
針生先生「だから、貴女には注意してくださいと言っていた。僕のテキストが入っているバックが置いてあり、まさかと思って短大塔へ行った。案の定、彼女はまだ全裸にはなっていなかったが、胸は丸見えだった。短大の先生と同じ毛布にいた。」
私は、青くなり、耳を塞いだ。
針生先生「彼女は、お酒が全く飲めない。口移しで飲ませていた。先生は、無理矢理しようとしたが、あまりにも綺麗な肌だったから、自分ができなくなっていた。」
私は、体調が悪くなった。
針生先生「だから、眠っている間に、僕の研究室に抱き抱えて行った。彼女は、歩きますと一生懸命、歩いていたが、慣れないお酒で、階段から倒れた。ありがとうございますと泣いて言っていた。」
久米さん「あの日、先生が女性を抱えていたのは、あれは…。」
私「私じゃないわ。違う。信じて。先生、なぜそんなことを?」
私は、泣き出した。
801
私「なぜ。私、記憶がない。」
針生先生「思い上がるのも、いい加減にしなさい。貴女の荷物毎、捨てようとした。それなのに、貴女のノートを見て、一生懸命、僕の訳を書いていた。後で研究室にいらっしゃい。この話は、僕の作り話だ。」
久米さん「でも、私も、他の人も先生が抱き抱えている裸みたいな女性を見たと言っていたよ。先生が、重くないのかな?と皆んなが見ていたけど、先生は愛おしそうに女性を抱えていたと。」
私は、「裸?私が…いや。違う。」と泣いていた。
針生先生「皆さんが見たのは、人形です。」
やっと教室が静まった。
802
研究室。
私「貴方はなぜ誤解されることを話しておられるのでしょうか。」
針生先生「貴女には、失望した。勉強熱心だから、誘われてもうまく断れる賢さがあるのかと。」
私「私、男性から言われると、どうしたらいいのかわからない。」
針生先生は、押し倒した。
私「やめて。」
針生先生「男性と二人っきりになることはこういうこと。」
私「重い。先生、私のことを思っていないならば、やめて。」
針生先生「どんなに貴女のことを思っているのか貴女はわからないのですか?」
私「だったら、抱いて。全てを忘れさせて。」
針生先生「後悔しないですか?」
私「はい。」
803
私「藤井先生は、私のこと…遊びでしょうか。」
針生先生「彼は焦っている。貴女が小西先生からも告白されるから…。」
私「飲みに行きましょうでしょうか。あれは告白じゃないわ。」
針生先生「貴女は、どうして。」
804
私は、下を向いた。
針生先生「僕だけのものになって欲しい。そうすれば、これから先、貴女は何も悩まない。」
私「勉強しかしていないのに…。」
805
大学一年生の時、針生先生と約束をした。「他の男性に告白されても、そちらに行かないように。」と。
私「私は、モテないですよ。指切りですね。」
針生先生「貴女の指切りは、子供っぽいけど、僕は本気だ。君か相手を殺すかもしれない。」だった。
806
先生、覚えていますか?
貴方との約束は、「私が一番で卒業したら、貴方は身を引かなくてはならない。遠くに行かないで欲しい。」でしたね。
一年生の授業中に言われていた。
私は、貴方が心変わりするのが怖かった。
807
「僕が、身を引かなくてはならない。」なぜ授業中におっしゃっていましたか?
808
二年生の時、小西先生、藤井先生のことあり、貴方は荒れていましたね。
「約束をなぜ守らない?」と。
研究室に、入らないといけない状況になり、私は、ホットミルクを口にした。
段々と意識がなくなっていった。
809
私は、品川さんを藤井先生にご紹介した。
藤井先生「彼女は、顔も頭が良くない。」
私「そんな…針生先生が。」
藤井先生「針生先生は、彼女の名前を出したのですか。」
私「いいえ…違います。」
藤井先生「君がそう思いたいから?」
私「言い出した高橋さんが、品川恵里ちゃんだと思う。皆んなは?と言ったから。」
藤井先生「高橋さんを連れて来なさい。」
私「連れて来ます。先生、私、どうしたらいいのかわからない。針生先生の授業中、点数、成績を皆んなの前で言われて、違うって言い聞かせていた。皆んなにも。私、苦しい…。なぜ高校名から今の成績を.。」
藤井先生「わかった。」
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。