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プラトニックラブは-4
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崎谷健次郎の今の嫁で、ファンは一層、離れた。
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母の記憶…。
母「まだウイークリーマンションが建っていない時、車の中でじっとしていた男性がいた。」
私の勉強姿を見ていた?
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母「背広を着ていた。かなり長い時間。ベランダから洗濯物を干している時。平日。」
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母「何回もあった。」
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私は見に行った。
車の中を覗くと、顔を隠し、寝ていた。
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あの人「今日は、何時まで?」
私「あっ、私がいたら邪魔ですね。こんにちは。帰ります。」
急いで帰ろうとした。
あの人「帰らないように。」
私「貴方の邪魔をしたくない。」
手を引っ張られた。
あの人「帰らないで。僕のそばにいて。」
私「はい。貴方さえお嫌でなければ。」
あの人から、押し倒された。
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あの人「紀江…。愛してる…。」
私「私も。」
愛し合った。
あの人「白い砂のを書いた人は、どんな人だと思う?」
私「綺麗な顔で頭も良くて、優しい方。落ち着いている…。」
あの人「会いたい?」
私「はい。貴方が白い砂の男性ならば良いのに。あっ。嫌。激しくしないで。忘れられなくなる。」
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あの人は、抱いている間、声を出していた。
あの人「僕の声を君の中に入れるよ。」
私「声だけじゃなくて、貴方の全てが欲しい。」
あの人は、私の身体中を愛して、耳元で囁いていた。
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私「嫌。身体が貴方から離れたくない。声も愛してる。離れられなくなる。遊びならばやめて。」
あの人から叩かれた。
あの人「僕は本当だ。」
私「離れたくない。」
私は泣いてしまった。
私「貴方のことを好きになりたくない。嫌。貴方のことを何も知らないの。抱かれていると、貴方をもっと愛してしまう。愛してる。」
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激しく抱かれた。
私「嫌。離れたくない。忘れられなくなる。」
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