160 「志位和夫はもうあかん!」日本共産党を除名された伝説の幹部が激白 「文藝春秋」編集部◆2023/05/09 日本共産党の凋落がとまらない。 今春の統一地方選では、維新が躍進したのとは対照的に大敗。道府県議選、政令市議選で前回獲得した議席の2割、一般市議選でも1割を失う惨状だった。 大敗の背景には、古参党員を除名したため、党内に動揺が広がったことがある。 元党京都府委員会常任委員の鈴木元氏(78)は党歴60年の大ベテランで、党勢拡大の大功労者である。だが、今年1月に出版した『志位和夫委員長への手紙』(かもがわ出版)の中で、志位和夫委員長を批判。すると、「わが党の綱領路線に対する全面的な攻撃」「派閥・分派行為」などとして、今年3月に除名されてしまったのである。 鈴木氏の除名は党員たちを失望させ、党の機関紙「赤旗」は、3月だけで日刊紙と日曜版を合わせて計約1万部も減らしている。 匿名さん2023/10/28 17:459
163 >>160 1944年に大阪に生まれた鈴木氏は、高校時代に共産党の青年組織「民主青年同盟」に加入。進学した京都の立命館大学では学生党委員会の委員長に就き、わずか数十人だった学内の共産党組織を1000人規模にまで育て上げた。 部落解放同盟や全共闘との暴力闘争にも体を張って立ち向かい、「京都に鈴木あり」と一目置かれてきた。 「(解放同盟との闘争では)向こうはドスを振り回す者がいて、こちらは椅子を盾に応戦。(中略)私たちは追及を重ね、解同を締め出すことができた。当時の合言葉は『正義は強くなければならない』でした。 大学解体を叫ぶ全共闘の学生と対峙するようになると、暴力はエスカレートしました。素手からゲバ棒や鉄パイプへ、そして火炎瓶へと」 選挙でも鈴木氏の剛腕はいかんなく発揮された。 「1989年の京都市長選では、野中広務氏率いる自民党、公明党、民社党が推す候補に対して、共産党推薦候補を321票差まで肉迫させたこともあります。この一戦は京都政界に知れ渡り、私も手応えがありました」 そんな鈴木氏が志位委員長批判に踏み切ったのは、「もうあかん」という危機感からだった。 匿名さん2023/10/29 07:39
164 >>160>>63 「共産党は、実に40年以上の長期にわたって党の勢力減退が続いています。党員数は50万人(1990年)から27万人(2020年)と半分近くになりました。1980年に355万部あった赤旗の部数は3分の1以下の90万部にまで低迷。さらに決定的なのは、一昨年の総選挙で衆議院は12議席を10議席に、昨年の参議院選挙は改選6議席を4議席にまで減らした。かつて49人(2000年)いた国会議員数は、今や、21人です」 鈴木氏の著書のなかで、とりわけ党から問題視されたのは次のくだりだったという。 〈決定的な誤りは、🟥宮本(顕治)氏によって不破哲三氏と貴方・志位和夫氏の幹部会委員長・書記局長の後継指名が行われた事です。(略)このやり方は毛沢東が林彪や華国鋒を後任に指名したのと同じやり方ではないですか。およそ近代政党とは言い難い『個人独裁』的党運営です〉 匿名さん2023/10/29 15:09
165 >>160 🟥“志位氏が志位氏をトップに推す”というレトリック 共産党は「党内の民主的選挙で幹部を選んでいる」と強調しているが、鈴木氏は「あれは選挙と呼べる代物ではない」と斬って捨てる。 「私が『個人独裁的運営』と呼ぶのは、志位体制の『続投ありき』の案が、『満場一致で決まる』という形式を繰り返しているからです。直近の2020年1月に開かれた党大会の記録によれば、役員選考委員会の責任者である浜野忠夫氏は大会最終日にこう報告しています。 『(前回の)第27回党大会期の常任幹部会の責任で、(第28回党大会期の)3役案を提案しました。1中総(=第1回中央委員会総会)ではこの提案を検討し、全員一致で3役を選出しました』 党の専門用語だらけですが、『常任幹部会』は、日常的な最高指導部のことで、トップの委員長は志位氏。『3役』は、常任幹部会委員長、副委員長、書記局長のことで、やはりトップは志位氏。つまり、“志位氏が志位氏を次のトップに推す”というレトリックなのです。 ★常任幹部会委員(26人)>>53 幹部会委員長 志位和夫(衆I) 書記局長 小池 晃(参C) 匿名さん2023/10/29 22:025
168 >>160>>53 ★常任幹部会委員(衆議院4人、参議院7人、非議員15人)>>165 幹部会副委員長 山下芳生(筆頭、党建設委員会、参C)、市田忠義、緒方靖夫(国際委員会)、倉林明子(人権委員会、参A)、田村智子(政策委員長、参B)、浜野忠夫(人事局) 不破哲三(社会科学研究所)、穀田恵二(国会対策委員長、衆I)、笠井亮(衆E参@)、高橋千鶴子(衆議院議員団長、衆F)、紙智子(国会議員団総会長、参議院議員団長、参C)、吉良佳子(青年・学生委員会、参A)、山添拓(政策副委員長、参A)、太田善作(訴願委員会)、広井暢子(監査委員会)、小木曽陽司(中央機関紙編集委員会)、浦田宣昭(国民運動委員会)、中井作太郎(筆頭書記局次長、選挙対策局)、岡嵜郁子(自治体局)、岩井鐵也(財務・業務委員会)、藤田文(『女性のひろば』編集部)、田中悠(書記局次長)、若林義春(書記局次長)、寺沢亜志也(政策副委員長) 匿名さん2023/10/30 11:593
172 >>160 議決する側の中央委員会が『全員一致』ということからもお察しのように、中央委員の候補者名簿も指導部が作成したもの。党大会では正委員193人、准委員28人、計221人が一人も落ちることなく、きっちり選出されました」 🟥中国共産党よりもひどい この仕組みは、日本共産党が「覇権主義」として批判している中国共産党以下だと鈴木氏は指摘する。 「お隣の中国共産党で習近平総書記が就任した2012年の党大会の記録によれば、定員205人の中央委員を選ぶのに、224人の名簿が提示されています。つまり、定員より多い名簿が事前に示されているのです。2300人の代議員が無記名秘密投票を行い、そこで19人が落選している。日本共産党のような、予定調和ではありません。この点で、日本共産党は中国共産党以下なのです」 匿名さん2023/10/30 23:41
173 >>160 志位和夫は習近平以下だ 意見しただけで除名される恐怖支配――独裁者が牛耳る日本共産党の末期症状 鈴木元 元日本共産党京都府委常任委員 文藝春秋◆2023/05/09 私は60年余りにわたって身を捧げてきた日本共産党から除名されました。志位和夫氏が日本共産党の委員長に就いて23年になりますが、政治的な理由による除名は、松竹伸幸さん(元党政策委員会安保外交部長)と私の2人だけです。 除名は、党規約に定められた4段階の処分で最も重いものです。そんな重要な決定なのに、党京都府委員会による聴き取りは3月8日にわずか30分間。「規律違反で処分する」という言い渡しがその6日後の15日で45分間。その翌16日の夜に、ポストに届いた1通の封書が除名の通知でした。たったこれだけ。長い党員経験のなかで見ても、これは拙速で乱暴な判断だったと思います。処分は撤回されるべきで、遠くない時期に「誤りだった」ということになると期待しています。 それにしても、なぜこんな仕打ちをされたのか。それは、私が現役党首を名指しで批判したからです。 匿名さん2023/10/31 07:002
228 >>80>>227 武装闘争路線のもと「山村工作隊」などを組織して各地で破壊活動を行ったのは、それが分派の活動であろうがなかろうが、党の歴史として免責される道理はない。 志位氏は党勢が後退し続けても20年以上、党トップを務めてきた。共産は今年、それに異を唱えた党員を相次いで除名した。>>160「党の決定に反する意見を勝手に発表しない」規定に反したからだという。共産独特の🟥民主集中制の反映だが、これでは共産が「自由と民主主義」を掲げても信用するのは難しい。 匿名さん2023/11/09 07:07
277 >>276 共産党では、志位委員長が国政政党の今の党首として最も長い23年務め>>232>>160、党勢の拡大を目指しています。また、常任幹部会のメンバー26人>>165のうち、女性は田村政策委員長ら8人です。 党大会で焦点となる執行部人事で、女性や若手の登用が進むのかどうか注目されます。 匿名さん2023/11/19 23:361