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橋下徹氏「よくやった！」と維新・岩谷良平幹事長を絶賛、夏の参院選で立民と近畿3選挙区で候補一本化
4/3(木)

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（55）が3日までに自身のSNSを更新。今夏の参院選での日本維新の会と立憲民主党の選挙協力について言及した。

　立民の小沢一郎衆院議員は1日、維新の岩谷良平幹事長と3月に会談し、夏の参院選を巡り、関西地方の改選1人区で候補者を一本化する方針で一致したと説明した。国会内で記者団に「世論調査などで1番優勢な人を候補者とし、弱かったら降ろすことで合意した」と述べた。

　小沢氏は参院選の党総合選挙対策本部で本部長代行を務めている。両党は滋賀、奈良、和歌山3県で競合が見込まれており、維新は「予備選」の実施を求めている。小沢氏は「予備選ができればいいが、なかなか難しい」と指摘。「党内には“維新から申し出があれば🔻調整に応じる”と言っている。岩谷氏とも改めて確認した」と語った。

　橋下氏は「立憲・小沢氏、近畿3選挙区一本化で『維新と合意』　参院選巡り」と題された記事を引用し、「岩谷さん、よくやった！衆議院議員選挙に繋げよう！！」とつづった。

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水面下での調整に汗をかいている点を強調した形だが、黒田氏は納得せず、執行部の手法について「ただ単に世論調査だけで物事を進めるのは、密室で候補者を決めているようなイメージになる」と批判した。立民の国会議員から「維新が談合を持ち掛けてきた」と指摘されたエピソードも紹介し、公開討論などオープンな形で候補者調整するよう求めた。

維新執行部が予備選に固執するのも無理はない。維新創業者の橋下徹>>420元大阪市長が実施を強く主張しているためだ。

何とか体裁を整えようともがく執行部だが、調整は思い通りに進んでいない。岩谷氏は大串氏の「受け止めた」と回答を前向きに解釈しているが、立民側は岩谷氏らの勝手な解釈にいらだちを強める。立民関係者は「世論調査の結果だけで候補者を降ろすことはできない」と本音を漏らす。

党内外から不評を買う予備選に関し、党重鎮は「世論調査だけで候補者調整するだけなら、われわれが忌み嫌っていた政党間の談合による選挙区調整でしかない。吉村氏が『威勢よく果し合い』『つぶし合い』などと言っていたのは何だったのか」と絶句した。