
>>888
野田氏への指名にこだわってきた立民が投げた、突然の「変化球」。7日には日本維新の会とも幹事長同士で会談し、(1)を伝達した。高市総裁誕生後、連立合意に向けた自公の政策協議が異例の継続となる中、立民は「立民、維新、国民がまとまれば、状況は変わる」(幹部)と野党トップの首相指名に意欲を燃やす。
一方の国民側。榛葉氏は総裁選中から麻生氏と会談を重ね、玉木氏も5日に高市氏と接触した。高市氏は「年収の壁」引き上げやガソリン税の暫定税率廃止などの看板政策に協力姿勢を示しており、「政策実現のチャンス」(中堅)と連立入りに前がかりになった。
だが、自公の政策協議の足踏み状態に「政策実現を中心に考える」(玉木氏)と慎重姿勢に微修正。立民の投げかけには、基本政策の一致を盾にして、「今更野党でまとまることはできない」(幹部)との見方が大勢だ。
岸田文雄政権時にも榛葉氏は、麻生氏や茂木敏充幹事長(当時)と水面下で連立交渉をした。当時と違い、少数与党に転落した自民にくみすれば、交流サイト(SNS)中心に広げてきた支持を失いかねない。
野田氏への指名にこだわってきた立民が投げた、突然の「変化球」。7日には日本維新の会とも幹事長同士で会談し、(1)を伝達した。高市総裁誕生後、連立合意に向けた自公の政策協議が異例の継続となる中、立民は「立民、維新、国民がまとまれば、状況は変わる」(幹部)と野党トップの首相指名に意欲を燃やす。
一方の国民側。榛葉氏は総裁選中から麻生氏と会談を重ね、玉木氏も5日に高市氏と接触した。高市氏は「年収の壁」引き上げやガソリン税の暫定税率廃止などの看板政策に協力姿勢を示しており、「政策実現のチャンス」(中堅)と連立入りに前がかりになった。
だが、自公の政策協議の足踏み状態に「政策実現を中心に考える」(玉木氏)と慎重姿勢に微修正。立民の投げかけには、基本政策の一致を盾にして、「今更野党でまとまることはできない」(幹部)との見方が大勢だ。
岸田文雄政権時にも榛葉氏は、麻生氏や茂木敏充幹事長(当時)と水面下で連立交渉をした。当時と違い、少数与党に転落した自民にくみすれば、交流サイト(SNS)中心に広げてきた支持を失いかねない。
