
立民、玉木氏での一本化提案 首相指名、国民民主は慎重姿勢
2025年10月08日
立憲民主党の安住淳、国民民主党の榛葉賀津也両幹事長は8日、臨時国会冒頭に予定される首相指名選挙への対応について国会内で協議した。自民、公明両党の連立政権継続協議が難航している現状を踏まえ、安住氏は野党候補の一本化を主張。「国民民主の玉木雄一郎代表で(野党各党が)まとまるなら有力候補と考える」と述べ、玉木氏を野党統一候補とする案を提起した。
榛葉氏はその場で回答せず、党に持ち帰った。ただ、榛葉氏は会談後、記者団に「立民とは憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と指摘。「打算と数合わせで一緒に行動することは考えていない」と述べ、立民と共同歩調を取ることに慎重な姿勢を示した。
2025年10月08日
立憲民主党の安住淳、国民民主党の榛葉賀津也両幹事長は8日、臨時国会冒頭に予定される首相指名選挙への対応について国会内で協議した。自民、公明両党の連立政権継続協議が難航している現状を踏まえ、安住氏は野党候補の一本化を主張。「国民民主の玉木雄一郎代表で(野党各党が)まとまるなら有力候補と考える」と述べ、玉木氏を野党統一候補とする案を提起した。
榛葉氏はその場で回答せず、党に持ち帰った。ただ、榛葉氏は会談後、記者団に「立民とは憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と指摘。「打算と数合わせで一緒に行動することは考えていない」と述べ、立民と共同歩調を取ることに慎重な姿勢を示した。
865 への返信コメント(3件)
>>865
首相指名選挙は石破茂首相の退陣に伴うもので、会談には立民の笠浩史、国民民主の古川元久両国対委員長が同席。国民民主に対しては自民が連立枠組み拡大の交渉相手とみて働き掛けを強めており、立民には会談を通じて🔻くさびを打ち込む狙いもあるとみられる。
日本維新の会の藤田文武共同代表は8日の記者会見で、野田佳彦代表を野党統一候補とすることにこだわらない立民の姿勢を「勇気がある」と評価しつつも、野党結集の可能性について「相当ハードルが高い」と語った。
首相指名選挙は石破茂首相の退陣に伴うもので、会談には立民の笠浩史、国民民主の古川元久両国対委員長が同席。国民民主に対しては自民が連立枠組み拡大の交渉相手とみて働き掛けを強めており、立民には会談を通じて🔻くさびを打ち込む狙いもあるとみられる。
日本維新の会の藤田文武共同代表は8日の記者会見で、野田佳彦代表を野党統一候補とすることにこだわらない立民の姿勢を「勇気がある」と評価しつつも、野党結集の可能性について「相当ハードルが高い」と語った。

>>870
これを踏まえ、立民の安住淳幹事長は7日に維新の中司宏幹事長、8日に国民民主の榛葉賀津也幹事長と相次ぎ会談し、首相指名選挙での協力を要請。榛葉氏には、野党統一候補として「玉木氏ということも考える」と呼び掛けた。>>865
もっとも、榛葉氏は記者団に「立民とは憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と主張。「数合わせで一緒の行動を取ることは考えていない」と断じた。
自民も少数与党の脱却を目指し、働き掛けを強めている。高市氏は5日、玉木氏と東京都内でひそかに会談>>847。麻生太郎副総裁も新執行部の発足に先立ち、パイプを持つ榛葉氏と意見交換した>>845。自民関係者は「国民民主との連立は既定路線だ」と自信を示す。
国民民主は、現時点での連立入りに慎重姿勢を崩していない。政策実現の確約なく取り込まれることを警戒。支持団体の連合も反対している。
「特にない」。玉木氏は8日、国会内で高市氏の就任あいさつを受けた後、記者団に連立呼び掛けの有無を問われ、素っ気なく否定した。
これを踏まえ、立民の安住淳幹事長は7日に維新の中司宏幹事長、8日に国民民主の榛葉賀津也幹事長と相次ぎ会談し、首相指名選挙での協力を要請。榛葉氏には、野党統一候補として「玉木氏ということも考える」と呼び掛けた。>>865
もっとも、榛葉氏は記者団に「立民とは憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と主張。「数合わせで一緒の行動を取ることは考えていない」と断じた。
自民も少数与党の脱却を目指し、働き掛けを強めている。高市氏は5日、玉木氏と東京都内でひそかに会談>>847。麻生太郎副総裁も新執行部の発足に先立ち、パイプを持つ榛葉氏と意見交換した>>845。自民関係者は「国民民主との連立は既定路線だ」と自信を示す。
国民民主は、現時点での連立入りに慎重姿勢を崩していない。政策実現の確約なく取り込まれることを警戒。支持団体の連合も反対している。
「特にない」。玉木氏は8日、国会内で高市氏の就任あいさつを受けた後、記者団に連立呼び掛けの有無を問われ、素っ気なく否定した。

「雲の上の人が動いている」国民民主の若手に戸惑い 連立入り巡り党内に温度差…連合は反発
10/9(木)
与党になるか、野党路線か、政策ごとに連携する「ゆ党」でいくか−。石破茂首相の後任を決める首相指名選挙や連立政権入りを巡り、国民民主党の判断に注目が集まる。自民党の高市早苗総裁や麻生太郎副総裁と会談を重ねて急接近を図る国民に対し、連立入りを阻止したい立憲民主党は「玉木雄一郎氏の指名」を示唆して揺さぶった。国民内部では急激な与党化に慎重な声があり、支持母体の連合も反発する。
8日午前、立民の安住淳幹事長>>865との会談を終えた国民の榛葉賀津也幹事長は神妙だった。安住氏は、同選挙で(1)立民の野田佳彦代表への投票にこだわらない(2)野党候補の統一に向けた政策協議を打診。さらに「玉木さんも(野党が)まとまるのであれば、有力候補」と伝えた。榛葉氏は「冗談半分でしょう」と返すも、表情は硬かった。
10/9(木)
与党になるか、野党路線か、政策ごとに連携する「ゆ党」でいくか−。石破茂首相の後任を決める首相指名選挙や連立政権入りを巡り、国民民主党の判断に注目が集まる。自民党の高市早苗総裁や麻生太郎副総裁と会談を重ねて急接近を図る国民に対し、連立入りを阻止したい立憲民主党は「玉木雄一郎氏の指名」を示唆して揺さぶった。国民内部では急激な与党化に慎重な声があり、支持母体の連合も反発する。
8日午前、立民の安住淳幹事長>>865との会談を終えた国民の榛葉賀津也幹事長は神妙だった。安住氏は、同選挙で(1)立民の野田佳彦代表への投票にこだわらない(2)野党候補の統一に向けた政策協議を打診。さらに「玉木さんも(野党が)まとまるのであれば、有力候補」と伝えた。榛葉氏は「冗談半分でしょう」と返すも、表情は硬かった。
